京都にある杉山谷不動尊参道と石清水八幡宮参道ケーブルのスケッチです。
下から見るケーブルカーも良いです。
スケッチ
スケッチ内容
■基本情報
■考察
満足はできてませんが、ある程度様子はわかるので良しとします。
色はもう少し濃く塗って、メリハリをつけた方が良かった。
石清水八幡宮参道ケーブルを入れたくてこの場所にしました。
車両を入れたかったので、何度か通るのを待ちながら描きました。
石垣に遠近感が無い!
スケッチ環境
人通りは殆どありません。
広い道ではないですが、人がいないので気兼ねなくスケッチはできます。
石清水八幡宮はケーブルを利用する人が多いのと、石清水八幡宮の参道から横にそれる為、参拝に来る人も少ないです。
場所
概要
京都府八幡市にある杉山谷不動尊の参道から見た眺めです。
石清水八幡宮の麓にある神應寺の奥の院になり、「谷不動、厄除け不動」として信仰されてます。
本堂には不動明王が祀られており、両脇に矜羯羅童子、制多迦童子が控えています。
本堂は下記です。1972年の再建で、近代的なデザインです。
線路を下から見ることもできます。迫力あります。
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
平安時代初期 | 空海が悪鬼を封じ不動明王(A)を安置 (A:これが杉山谷不動尊?) |
860 | 石清水八幡宮を開いた行教が応神天皇を祀る為、 應神寺を開山 ※当時は四宗兼学(天台、真言、法相、律)で、 本尊は不動明王(B) (B:Aとは別?) ※杉山谷不動尊も行教が男山の鎮守として 建立した説あり |
鎌倉時代? | 天皇の号をはばかって應神寺から神應寺に改める |
室町時代 | 曹洞宗に改宗 不動像(B?)を杉山谷不動尊に遷す |
1935 | 大雨による山崩れにより倒壊 |
1972 | 再建 |
杉山谷不動尊の創立についてはネットの情報が少ない為、明確にはわかりません。
曹洞宗に改宗したタイミングで不動尊として分かれたのではなかろうか。
杉山谷不動尊が空海の頃から続いているのであれば、應神寺の本尊と合わせて不動明王は2体あったことになります。
失うことはあり得る話ですが、もともと1体だった可能性も考えられます。
空海が安置した場所から應神寺に遷され、曹洞宗に改宗する為に密教の不動明王を分離した、ということではなかろうか。
お寺にはもっと詳しく伝わっていそうなので、聞いてみたいですね。
まぁ、空海の話は超常的な話が多いので、悪鬼封じの話は当てにはならないかもしれません。
所在地
京阪線の石清水八幡宮駅が最寄り駅になります。
参道は歩いて登る道になりますが、多くの人が参道ケーブルを利用します。
個人的には行きはケーブル、帰りは参道を歩くのが好みです。
以上
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