奈良にある正倉院のスケッチです。
正倉院展を見に行ったついでに見に行きました。
奈良公園周辺は何度も来てるのに初めて見ました。
スケッチ
スケッチ内容
■基本情報
■考察
できるだけ細かい所は気にせず描きました。
線を太く描く所と細く描く所は考えて区別するようにして、線の質を上げていきたい。
リンク
スケッチ環境
数人は常に見に来ているという感じでした。
修学旅行の学生や、外国の方も訪れていました。
とは言え、東大寺門前に比べると格段に少ないです。
塀の外は広いスペースがあり、周りの邪魔をすることなく描けました。
場所
概要
教科書でもお馴染みの正倉院です。
中はみれないですが、あの名高い正倉院なので、一度位実物を見ておくのも良いですね。
江戸時代は朝廷と東大寺により管理されてましたが、現在は宮内庁の管理になります。
名前の由来は、元々、正倉と呼ばれる倉庫の集まったものを正倉院と呼んでいたそうです。
東大寺の正倉院のなかで一棟だけ残ったのが現在の正倉院になります。
正倉院の中は三倉に仕切られていて、右(北倉)、中(中倉)、左(南倉)になります。
正倉院は校倉造と呼ばれる倉庫の建築様式で作られています。
高床式、多重の箱での保存、勅封による厳重管理が正倉院宝物を守ってきたと言えます。
・正倉
元は正税(穀物など)を納める倉。
役所や寺で穀物や財物などの大切なものを保管する倉庫。
・校倉造り
高床式で、校木と呼ばれる木材を積み重ねた壁が特徴。
・勅封
天皇の勅命により封印。
開けるのに勅許(天皇の許可)が必要。
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
756 | 光明皇后により聖武天皇の遺品を奉納 |
950 | 東大寺羂索院から什器類を移管 |
1031 | 台風により被害 |
1039 | 僧による放火と窃盗 |
1095 | 火災 |
1230 | 僧による窃盗 |
1610 | 僧による窃盗 |
1830 | 屋根が破損 |
1875 | 内務省の管轄となる |
1881 | 農商務省へ移管 |
1884 | 宮内省へ移管 |
1952 | 東宝庫が完成 ※修理中、調査中の品を収納 |
1962 | 西宝庫が完成 ※宝物の大部分、染織品を収納 |
1997 | 国宝に指定 |
1998 | 世界遺産に登録 |
窃盗が僧によるものなのが残念。
所在地
最寄り駅は「近鉄奈良駅」です。
そこから徒歩で23分程です。
JRの「奈良駅」からは徒歩で38分程です。
バスを使えば23分程ですが、余程の理由が無ければ歩きでいいでしょう。
以上
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