【スケッチ】丸福樓（任天堂旧本社）｜レトロ感のある高級ホテル！

京都市下京区の丸福樓と言うホテルです。
ゲームで有名な任天堂の旧本社で2022年にリニューアルされ、ホテルとして開業しました。

スケッチ

■基本情報

制作情報

[制作日]
2023年07月08日
　筆ペン（うす墨改）で下書き（約10分）
　筆ペン（顔料）で線描（約20分）
　顔彩で彩色（約1時間）

[道具]
・筆ペン（顔料）
・筆ペン（うす墨改）
・顔彩
・和紙（はがきサイズ）

■考察

6月はサボったので約２ヵ月ぶりのスケッチです。
線が雑なので綺麗には描けなかったですが、こんなものかと。

後で調べていて気付きましたが、左側の黒っぽい建物もホテルの一部でした。
外からは全く違う建物に見えるのでシルエットしか描いてません。
新築された部分ですね。

うす墨の下描きでは間違えている所がいくつかありますが、最終的にはマシになりました。

駅から離れており、観光のルートからも外れているので人は少ないです。
何人か住民の方が通る位でした。

斜め向かいに駐車場があり、駐車場を挟んだ場所から描きました。
（全体が見える位置の方が描きやすい為）

リンク

建築家の安藤忠雄あんどうただお氏により旧本社の既存棟に新築棟を加えてリノベーションされました。

中央から左に旧事務所棟、新築棟、旧住居棟、旧倉庫棟になります。
ちなみに、現在はトランプにちなんだ名称が付けられています。

・旧事務所棟⇒　スペード棟
・新築棟　　⇒　ダイヤ棟
・旧住居棟　⇒　ハート棟
・旧倉庫棟　⇒　クラブ棟

住居棟にある部屋は和室と露天風呂があり、人気の部屋のようです。

事務所棟の2階にはライブラリーがあり、任天堂関連の書籍やオブジェが展示されています。
ライブラリーは谷尻誠たにじりまこと氏と吉田愛よしだあい氏が率いる建築設計事務所のSUPPOSE DESIGN OFFICEサポーズデザインオフィスが担当しています。

周りは住宅地の中なので隠れ家的なホテルです。
鴨川は近いですが、河原町周辺までは少し距離があります。
徒歩で京都駅まで13分程、河原町まで18分程です。

ライブラリーやレストランは宿泊客しか利用できないので、聖地として世界中から沢山人が来るかもしれません。
ただ、値段的には高級宿なので微妙。

・平日スタンダード：\46,400

・土日デラックス　：\76,400

本日（2023年7月9日）時点で8月も空室があります。
今後、流行っても流行らなくても、興味があれば今のうちに利用した方が良いかもしれません。

■略歴

年	内容（社長、社名）
1889	・山内房治郎やまうちふさじろうが花札の製造を開始。・「任天堂骨牌かるた」（山内房治郎商店）を創業　（場所：京都市下京区正面通り大橋西入る）
1902	日本初のトランプ製造を開始
1929	山内積良やまうちせきりょうが2代目に就任
1930 (1933?)	「合名会社山内任天堂」を設立（現在の丸福樓）（場所：京都市下京区鍵屋町）
1947	販売子会社「株式会社丸福」を設立（場所：京都市東山区今熊野東瓦町） ※「丸福｣は山内家の屋号で、任天堂の商号
1949	・山内溥やまうちひろしが3代目に就任・「丸福かるた販売株式会社」に変更
1950	「任天堂かるた株式会社」に変更
1951	「任天堂骨牌株式会社」に変更
1952	工場を設置（現在の京都リサーチセンター）（場所：京都市東山区福稲上高松町）
1959	本社を工場と同じ場所に移転（場所：京都市東山区福稲上高松町）
1963	「任天堂株式会社」に変更
2002	岩田聡いわたさとるが4代目に就任
2015	君島達己きみしまたつみが5代目にが就任
2018	古川俊太郎ふるかわしゅんたろうが6代目に就任
2022	旧本社がホテル「丸福樓」として開業