【スケッチ】岩国城|南蛮造が特徴的

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山口にある岩国城のスケッチです。

山口へ旅行に行った時に描いたものです。

スケッチ

スケッチ内容

■基本情報

岩国城
岩国城
制作情報

[制作日]
2018年02月10日 スケッチ
2018年02月15日 彩色

[道具]
・筆ペン(顔料)
・顔彩
・スケッチブック(ミューズ A-8200)


■考察

軸が斜めに傾いてしまいました。
大雑把ではありますが、傾き以外はこんな感じでも良いんじゃないかと思ってます。

①傾き、②横幅が短い、③1段目が高いの3点を修正してみると下記のようになります。

岩国城(修正)
岩国城(修正)

スケッチ環境

城の前に開けた場所があるので、スケッチに問題はありません。
城は広い場所があることが多いです。

雨が降っていましたが、頭の上に丁度いい枝があったので、傘を枝に引っ掛けて描きました。

場所

岩国城
岩国城

概要

元は1608年~1615年の短期間だけ使われていた城ですが、1962年に再建されました。
観光する側としては天守があるのは嬉しいです。

4階、6階が張り出しており、唐造りからづくり南蛮造りなんばんづくりと呼ばれる構造になります。
最上階だけ唐造りのパターンの方が多いので複数階あるのは珍しいです。


天守は見晴らしがよく、城下が見下ろせます。

天守からの眺め
天守からの眺め

錦帯橋からも山頂の天守がよく見えます。
(この日は霧がかかってますが)

再建する際に、下からの景色を考えて位置を少し変えたようです。

錦帯橋と岩国城
錦帯橋と岩国城

ちなみに、岩国は元々は藩ではなくでした。
領は藩より格下に位置付けられており、長州藩の中でも下の立場に甘んじていました。

しかし、大政奉還後の1868年には新政府から岩国藩として正式に認められます

念願叶っての岩国藩への格上げでしたが、1871年の廃藩置県により廃止となります。
岩国藩は岩国県となり、同年に山口県に編入され、今に至ります。

短い期間ではありますが、藩になったことは大きいと思います。
領と藩では印象が違うので、「岩国藩」を名乗れるのは現代の観光にも影響があると思います。

ただ、江戸時代の日本地図をネットで調べると、岩国藩と書かれているものを見かけます。
江戸時代も藩の増減があったので、どの時点の地図かは明確にして欲しいです。


略歴

内容
1601初代岩国藩主の吉川広家きっかわひろいえが築城開始
1608完成
1615一国一城令により廃城
1962約30m離れた場所に復元
1995元の天守台が復元

所在地

最寄り駅はJRの「川西駅」または「西岩国駅」です。

川西駅からは徒歩とロープウエーで30分程です。
西岩国駅からは下記で40分程になります。

「西岩国駅」徒歩9分バス「東錦見7分錦帯橋」徒歩10分ロープウエー「山麓駅3分山頂駅」徒歩1分岩国城

西岩国駅であればバスが出てます。

以上

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