山口にある岩国城のスケッチです。
山口へ旅行に行った時に描いたものです。
- 錦帯橋
- 岩国城
スケッチ
スケッチ内容
■基本情報
■考察
軸が斜めに傾いてしまいました。
大雑把ではありますが、傾き以外はこんな感じでも良いんじゃないかと思ってます。
①傾き、②横幅が短い、③1段目が高いの3点を修正してみると下記のようになります。
スケッチ環境
城の前に開けた場所があるので、スケッチに問題はありません。
城は広い場所があることが多いです。
雨が降っていましたが、頭の上に丁度いい枝があったので、傘を枝に引っ掛けて描きました。
場所
概要
元は1608年~1615年の短期間だけ使われていた城ですが、1962年に再建されました。
観光する側としては天守があるのは嬉しいです。
4階、6階が張り出しており、唐造り、南蛮造りと呼ばれる構造になります。
最上階だけ唐造りのパターンの方が多いので複数階あるのは珍しいです。
天守は見晴らしがよく、城下が見下ろせます。
錦帯橋からも山頂の天守がよく見えます。
(この日は霧がかかってますが)
再建する際に、下からの景色を考えて位置を少し変えたようです。
ちなみに、岩国は元々は藩ではなく領でした。
領は藩より格下に位置付けられており、長州藩の中でも下の立場に甘んじていました。
しかし、大政奉還後の1868年には新政府から岩国藩として正式に認められます。
念願叶っての岩国藩への格上げでしたが、1871年の廃藩置県により廃止となります。
岩国藩は岩国県となり、同年に山口県に編入され、今に至ります。
短い期間ではありますが、藩になったことは大きいと思います。
領と藩では印象が違うので、「岩国藩」を名乗れるのは現代の観光にも影響があると思います。
ただ、江戸時代の日本地図をネットで調べると、岩国藩と書かれているものを見かけます。
江戸時代も藩の増減があったので、どの時点の地図かは明確にして欲しいです。
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
1601 | 初代岩国藩主の吉川広家が築城開始 |
1608 | 完成 |
1615 | 一国一城令により廃城 |
1962 | 約30m離れた場所に復元 |
1995 | 元の天守台が復元 |
所在地
最寄り駅はJRの「川西駅」または「西岩国駅」です。
川西駅からは徒歩とロープウエーで30分程です。
西岩国駅からは下記で40分程になります。
「西岩国駅」⇒バス「東錦見⇒錦帯橋」⇒ロープウエー「山麓駅⇒山頂駅」⇒岩国城
西岩国駅であればバスが出てます。
以上
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