【スケッチ】法隆寺(五重塔と金堂)|斑鳩三塔

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奈良にある法隆寺の五重塔と金堂こんどうのスケッチです。

五重塔は法起寺ほうきじの三重塔、法輪寺ほうりんじの三重塔と合わせて斑鳩三塔いかるがさんとうと呼ばれています。

日帰りで三か所を巡りました。

後から知ったのですが、法隆寺は禁止事項として撮影やスケッチが含まれていました。

スケッチ

スケッチ内容

■基本情報

法隆寺
法隆寺
制作情報

[制作日]
2019年09月14日 スケッチ
2019年09月30日 彩色

[道具]
・筆ペン(顔料)
・顔彩
・スケッチブック(HW-2203)


■考察

五重塔と金堂が見える構図にしました。

せっかくなので両方描きたいですね。

筆ペンが乾燥していて、最初からかすれてました。

水入れを用意してなかったので、今回はかすれたまま描きました。

残念ながら、五重塔に対し、金堂が傾いてますね

線の角度が合ってないということは、それぞれ異なる視点で描いたものになってしまいます。

基本的なことですが、他が上手く描けたとしても全体的には違和感のある絵になります。

五重塔と金堂の失敗
五重塔と金堂の失敗

スケッチ環境

混雑はしてなかったです。

法隆寺は禁止事項として撮影やスケッチが含まれています。

建物外観の写真撮影は問題無いようですが、敷地内の写真をインターネットに掲載するのは許可していないという情報もあったので、注意が必要です。

写真を撮って、家で描くのが無難です。

場所

概要

言わずと知れた法隆寺です。

ご本尊は釈迦如来です。

正岡子規の「柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」が有名ですね。

世界最古の木造建築としても価値が高く、世界遺産にも登録されています。


法隆寺の由来については諸説ありますが、梅原うめはらたけし氏の「隠された十字架―法隆寺論」が有名です。

読みましたが、面白かったです。

古代日本を怨霊信仰、鎮魂に基づいて考える説は興味深いです。

あくまで推論ですが、歴史の考え方の一つとしては知っておきたい説です。


法隆寺は「法隆寺地域の仏教建造物」として、1993年に世界遺産登録されました。

「姫路城」と共に日本最初の世界遺産となります。

どちらも文化遺産になります。

「法隆寺地域の仏教建造物」は、下記の建造物が対象になります。

  • 法隆寺の建造物 47棟
  • 法起寺の三重塔 1棟

■略歴

内容
601聖徳太子が斑鳩宮いかるがのみやを造営
607聖徳太子が父用明ようめい天皇の為に法隆寺を建立
643斑鳩宮は焼失
670全焼
⇒後に再建されるが時期は不明
711この頃には西院伽藍さいいんがらん全体が完成
718西円堂さいえんどうを建立
739夢殿ゆめどのなどの東院伽藍とういんがらんを建立
925大講堂、鐘楼が焼失
990大講堂が再建
1435南大門が焼失
17世紀初頭豊臣秀頼ひでよりにより修復
18世紀初頭桂昌院けいしょういんにより修復
明治時代真言宗となる
1878寺の維持の為、宝物を皇室に献納
1882法相宗ほっそうしゅうとなる
1934「昭和の大修理」が開始
1949・金堂の火災により壁画が焼損
・このことから1950年に文化財保護法が制定
1950聖徳宗しょうとくしゅうに改宗
1951五重塔、金堂等が国宝に指定
1981「昭和資財帳調査」により寺の文化財を再調査
1985「昭和の大修理」が完成
1993世界遺産に登録

所在地

最寄り駅は「法隆寺駅」です。

そこから徒歩で20分程です。

バスを使っても15分位は歩きます。


レンタサイクルがお勧めです。

法隆寺前にある「法隆寺iセンター(よくある質問)」で借りれます。

他の借りれる場所も書いてくれてます。

朝が早くて駅前にある喫茶店「ゲーブル」を利用させてもらいました。

7:00からやっているのでありがたいです。

(※返却は17:00まで)

以上

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