兵庫にある姫路城のスケッチです。
見た目、大きさ、いろんな面から見ても質の高い日本随一の城です。
スケッチ
スケッチ内容
■基本情報
■考察
「平成の大修理」から約1年で、漆喰がまだ全体的に白っぽい頃でした。
白が特徴的なので、うす墨で描くことにしました。
うす墨だけで描く場合、輪郭をどこまで描くかが悩ましいです。
輪郭を描かないと位置の前後が表現しにくいです。
石垣がまだらのようになっていて、わかりにくくなってます。
濃淡を思い通りに作れてないこともあり、遠近の表現も上手くできてません。
もう少しデフォルメした描き方の方が良かったかもしれません。
写実的に描こうとするならちゃんと下書きした方が良いです。
とは言っても、そこそこ満足しています。
スケッチ環境
三の丸広場で描きました。
大手門から入って左手側すぐにベンチがあるので、座りながら描けます。
天守へ向かう道なので人は沢山通ります。
場所
概要
別名は白鷺城としても有名な姫路城です。
「国宝5城」、「現存天守12城」の一つに数えられます。
・国宝5城
姫路城、彦根城、犬山城、松本城、松江城
・現存天守(12城)
弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、
姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、
伊予松山城、宇和島城、高知城
※リンクは当ブログのスケッチ記事です。
平成の大修理が終わってすぐは漆喰が白過ぎて「白すぎ城」の異名も話題になりました。
今は白も落ち着いてるので、白過ぎることは無いようです。
天守に登れば漆喰を間近で見ることができます。
駅から出ると正面に大手通りがあり、その先に姫路城が見えます。
街の象徴という感じがしますね。
途中、雨が降ったのですが、すぐに上がって虹が出ていました。
良い感じです。
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
1333 | 赤松則村(円心)が姫山に砦を築いたのが始まり |
1346 | 赤松貞範が姫山城を築城 |
1580 | 秀吉の大改修により、三層の天守閣を建築 姫路城に改名 |
1601 | 池田輝政が大改築を開始 |
1609 | 大改築が完了 |
1869 | 版籍奉還後、国有となる |
1910 | 明治の大修理 |
1911 | 明治の大修理が完了 |
1931 | 天守閣が国宝に指定(旧国宝) |
1945 | ・姫路空襲で城下は焦土となる ・姫路城は奇跡的に焼失を免れる |
1951 | 戦後に改めて国宝に指定(新国宝) |
1956 | 昭和の大修理 |
1964 | 昭和の大修理が完了 |
1993 | 世界遺産に登録 |
2009 | 平成の大修理 |
2015 | 平成の大修理が完了 |
所在地
最寄り駅はJRの「姫路駅」です。
そこから徒歩で天守付近まで20分程です。
バスを使えば10分程になりますが、徒歩で良いと思います。
他にも色々と周るのであれば、レンタサイクルがお勧めです。
以上
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