
万博に行ってきました。
とりあえず1回は行きたいと思ってました。
もう1回行こうかな、とも思っています。
とりあえず、順番に書いていく。
※2025/8/11 書きかけ
1回目(2025/07/11)
色々調べた結果、ハンガリーのレストランが美味しそう、音楽の生演奏が見たい、ということで、民謡のショーが見れるハンガリーを最優先にすることにした。
イタリアに行きたかったけど、予約が外れたので完全に予定から除外した。
ハンガリーのパビリオンとレストランに行ければ、後はコモンズ、大屋根リングだけでも良しとしよう、と割り切りました。
あとはイベントホールでライブやるみたいだったので、そこに行けたら嬉しい、位の気持ちです。
結果的には目標は達せれたので大満足ではあった。
ただ、いくつかピンチはあったので、運も良かったと思います。
クルーズ~西ゲート
行く時は船を利用しました。
費用は増えますが、体力を温存でき、特別感もあったので利用して良かったです。
最初は利用する気はなく、ゲートで2時間位待つ覚悟をしてました。
ただ、行く前に優先入場ができることを知り、空席もあったので真剣に検討。
下記を天秤にかけた時に、体力的な不安もあったので利用することを決めました。
①炎天下で2時間待ちして9時過ぎに入場
②並ばずに9:20分頃に入場
利用したのはユニバーサルシティポート(UCP)乗船の分です。大屋根リングまでの時間は大体下記でした。
UCP発 | 夢洲桟橋着 | 西ゲート入場 | 大屋根リング |
---|---|---|---|
8:40 | 9:00 | 9:15 | 9:30 |
あと、ついでに7月は料金も安くなっていました。
まぁ、3,000円でも利用していたかも。
今は満席が増えてるので、タイミングが良かったかもしれません。
体力面の気にした理由は、熱中症で倒れたり、頭痛になったりすると、残念な一日になっていた可能性があるからです。
「万博」は今後もTVとか見てても思い出す機会が必ずあります。
毎回嫌な記憶を思い出すのは嫌だったので、体力を優先しました。

流石に人は多いです。
万国旗を見るとワクワクしてきます。
優先入場は右端です。並んでませんでした。
【パビリオン,スケッチ】ハンガリー

最優先で行くと決めていたのはハンガリー。
真っ先に向かったのですが、民謡のショーは10:00からでした。
ショップは9:30、パビリオン自体は9:45位から入れるようです。
9:30前に到着したので、他の所に行ってみようかと一瞬迷ったが、中途半端な行動をすると良くなさそうだったので、大人しく待つことにした。
ちょうどパビリオン前にパラソル付きのベンチがあったので、日陰で座って待つことができました。
そして、時間があったのでスケッチもしました。
9:50分頃に並び始めて、15分位の入替なので、入れたのは10:15頃だったかな。
パビリオンについては建築設計を担当し橋本組さんと綜企画設計さんのサイトに詳しく載っています。
奥のイマーシブドームと呼ばれる丸い部分でショーが行われます。
*イマーシブ(immersive)=没入感のある、没入型
表面の短冊状のものは「ひらひら」と呼ばれるもので、テントの素材で作られています。
丸八テント商会さんの仕事でした。
<展示>

入口入っての映像と解説です。
政治家であるセーチェーニ・イシュトヴァーンについて紹介されていました。
「最も偉大なハンガリー人」と書かれています。
周りの人が解説には目もくれずショーの方へ向かうので、流れに逆らえずゆっくり見れませんでした。
ショーが終ってからでも見れるので、後でも大丈夫です。
後述しますが、急いでショーの方へ向かう必要があるかは微妙です。
展示は主にガラスアート、ショーの入口前にはキノコかクラゲのような照明があります。
<ショー>

中央に歌手が立っていて、その周りに椅子が内側と外側の二重に並べられています。
内側は中心から1m位で、歌手が近くで見れます。
外側は中心から4~5m位で、全体が見れるので照明とかが見やすいです。
内側の方が席数は少ないですが、絶対得とも言えないですね。
曲は「春の風が水を満たす」という民謡です。
歌詞や色んな人のカバーが下記で紹介されているので、興味があればどうぞ。
照明はシンプルな点と線ですが、上手いこと良い雰囲気作ってます
最後の方は「ららら~」が繰り返され、「一緒に歌いましょうと」と言われたけど、急には覚えれないのと、周りが歌ってなさそうなので、小声で少しだけにしました。
撮影OKなので、UPしてくれている人がいます。
行く予定があるなら予習せずに見た方が良いかな。
<スケッチ>
雑なスケッチだけど、こんなもんかな。
スタッフの衣装もちゃんと描きたかったけど、紙が小さいので難しい。
カタールの色鉛筆は固めでした。
思ったよりも色が付きにくかったです。
もう少し塗り足そうと思ったが、酷くなりそうな気もしたので、ここで止めました。
万博でスケッチをしようと思ったのはカタール館で色鉛筆を売っていると知ったからです。
夏場のスケッチは基本的に推奨できないが、どうせ待っている時間ならスマホ触っているのと大差ないかな。
いや、熱を持つスマホを触っているよりはマシかも。
まぁ、短時間のスケッチなので、体力的にも問題はなかった。
【パビリオン】コモンズE,D
<コモンズE>

万博漫画展と中津城のポスター、甲冑、祇園車が展示されていました。
徳川家康が使用した「紺糸威金溜塗仏胴具足」は大河ドラマ「どうする家康」でも出てきたので印象に残っています。
漫画展の方は知っている漫画家も沢山展示されていました。
全て和風の装いですね。
三浦みつる氏は「The・かぼちゃワイン」が有名です。
葛飾北斎をオマージュしてますね。
赤塚不二夫は言わずもがな。
他にも藤沢とおる(「GTO」など)、うえやまあとち(「クッキングパパ」など)といった30人以上の漫画家のイラストが展示されています。
<コモンズD>

時間の都合でゆっくりは回れませんが、何カ所か見ることにしました。
・マリ

マリは木琴や太鼓を触ることができます。
ちょっとしたことでも何か体験できる、というのは良いですね。
あと、あのMamaryの絵も見れます。
知らんけど。
・パキスタン

岩塩で作られた部屋です。
床も全て岩塩なので、インパクトがあります。
【グルメ】イタリア,【他】給水機
<Caffè & Gelato Italia by IIAC>

ジェラートを食べようと思い、並んでいたらレジが壊れていて販売中止になっていた。
せっかく並んだのと、他を探す余裕はないと思い、ピンサ(PINSA)なるものを食べることにした。
・ピンサ(PINSA)
イタリア発祥で、生地に大豆粉や米粉が混ざっている
消化に良くヘルシーとのこと
昼食を控えていたので軽めが良かったのだが、結構ガッツリしたものになってしまった。
まぁ、昼食前とはいえ、2時間以上時間あるから大丈夫と判断。
生地がサクサクしていてトマトソースも美味しかった。
焼きたてなのも良かった。
<給水機>

食べた後は利用して見たかった給水機へ向かいます。
西ゲート付近にある給水機で尾形光琳風のデザインです。
思っていたよりも並んでいて、15分位かかりました。
移動、給水機、トイレは思わぬ時間がかかる場合があるので要注意
【グルメ】ハンガリー,【スケッチ】ポーランド
<MISKA(ミシュカ)>
入口前にワインセラー、店内にはワイングラスが沢山並んでます。
注文したのは下記で、事前に決めてました。
最初は2~3品位も考えてましたが、他の人気レストランまで行けない可能性もあったので、ここで贅沢することにしました。
料理は大体1品3,000円です。
高いのは承知の上です。
ただ、ずっと考えているとフルコースで12,000円と考えれば悪くないように思えてこなくも・・・、うん、そういうことにしておこう。

- 【ロゼ】
2024 – Pátzay Pinot Noir Rosé – Badacsony
ロゼは初めて飲みました。
程よい甘みと酸味で美味しかったです。
色がとても綺麗です。 - 【前菜】
ラム・テリーヌ、野菜の酢漬け(仔羊肉)
テリーヌは胡椒の実みたいなのが入っていて、場所によってはスパイシーでした。
酢漬け(ピクルス)もそこまで酢が強くなかったので、食べやすかったです。
テリーヌと一緒に食べても良いし、酒のつまみにしても良いと思います。 - 【スープ】
グーシュ・スープ、ポテトコンフィ(牛肉)
ハンガリーを代表する料理なので、1品はこれで決まりです。
ハンガリーはパプリカが有名だそうで、パプリカパウダーが使われているスープです。
ビーフシチューみたいな感じですが、野菜の甘みのようなものが効いている気もします。
日本人も安心して食べれる美味しさです。 - 【メインディッシュ】
ホルトバージ風 肉入りクレープ(鶏肉)
チキンカツをクレープ生地で包んだ料理です。
ソースが独特の甘みのある味で美味しいです。
そうです。パプリカが使われています。 - 【デザート】
カッテージチーズ団子とフルーツゼリー
表面にはナッツとパン粉がかかっています。
ゼリーはベリーソースみたいな感じです。
サワ―クリームも添えられています。
団子はクリーミーではありますが、ゼリーやクリームの酸味で味変しながら食べるのが良いです。
開店時間は14:00。
11:30頃に並んで、14:30頃の入店になった。
事前にネットで調べた通り、概ね2時間待ちだった。
最前列はおそらく11時頃から並んでいると思われる。
自分が並んですぐに後ろが受付停止になった。
14時以降に列が減った分を随時追加で並べる。
入店に30分かかったのは注文を聞きつつ順番に入れているからだと思う。
ギリギリ第1グループには滑り込んだようだが、はっきり言って危なかった。
これが14時以降になっていたら後の予定が悲惨なことになっていたかもしれない。
ここが今日最大のピンチだった気がします。
下記の動画を参考にしました。
ロゼを飲もうと決めてましたが、1週間前ぐらいにメニュー画面を見た所、「売り切れ」になっていました。
赤ワインに変更しようかと考えていましたが、諸事情により予定が3日ずれることになって、もしかして、を期待したら前日には「売り切れ」が無くなっているというラッキーなこともありました。
<スケッチ>
ハンガリーの待ち時間に描きました。
ちょうど向かいがポーランドでした。
ショパンコンサート行ってみたかった。
【パビリオン】コモンズB,夜の地球
<コモンズB>

入るのに数分並びました。
回転は早いので、すぐ入れます。
・カーボベルデ

バスケのW杯順位決定戦で知った国です。
・ツバル

これが噂のナウル、と思ったらツバルでした。
・ナウル

こっちがナウルでした。
展示台は色々置かれてました。
漫画の「魔法陣グルグル」に登場するキタキタおやじのモデルだとか。
<夜の地球>
輪島塗で作られた地球儀です。
綺麗です。
他の色んな工芸品も紹介されています。
切子が綺麗でした。
並ばずに入れるので、近くを通るなら寄ってみると良いと思います。
【グルメ】PANAF,【他】ガンダム
<PANAF>

アフリカ料理が食べれるフードコートみたいな所です。
万博でコーヒーが飲みたくて流れ着きました。
大屋根リングの外側だからか比較的空いていた。
800円でした。
紙コップにデカい氷が入ってるので、流石に高い…が、まぁ、味は美味しかった。
腹は減ってなかったので少な目でも問題無いし、喉が渇いていたので氷があって良かったよ。
自分の感覚では万博の価格は約2.5倍だ。
コーヒー(S)で320円になる。
<ガンダム>

万博の制限を考慮して跪いたガンダム。
迫力は十分あります。
ちなみに、制限は高さ12m以内で、部分的であれば20mまでOK。
ガンダムの全長は18m程らしいが、片膝で手を伸ばした状態だと17m程になるそうです。
念の為、直立は止めたのかもしれません。
ポーズに関しては賛否があるようです。
確かに他のポーズは無かったのか、と思わなくもない。
【イベント】水上ショ―

約1か月程中止されていましたが、本日(7/11)から再開でした。
丁度タイミングが良かったのか虹も見えました。
画像だとわかりにいですが、噴水の真ん中辺りです。
たぶん、正面から見た方が綺麗だと思います。
音響も正面からの方が良さそうです。
【パビリオン,スケッチ】カタール

帆船のようなパビリオン。
建築家の隈研吾氏によるデザインです。

お土産に色鉛筆を購入。
最初は990円だったらしいですが、今は2,000円です。
それでも万博だと思うと安い気がしますね。
ゴムの付け根の縫製が甘いので、買う時は気を付けた方がいいかもしれません。
<展示>

カタールの産業に関する展示で、海に囲まれているので海洋関係がメインでした。
<スケッチ>
ちょうど向かいが大屋根リング下でベンチのある場所だったので、休憩もかねて座りながら描きました。
【イベント】Havasi Concert Show ※未記載
EXPO ホール(シャインハット)
【パビリオン】エジプト,サウジアラビア
<エジプト>
約30分待ち。
ガイド型なので回転は早くないです。
展示内容は動画と解説がメインです。
1個くらい石板の破片とかでもあったら良かったかな。
まぁ、そうすると行列が凄いこといなりそうではある。
未来の都市の映像がありましたが、相当な大都市になる計画のようです。
ただ、やっぱりエジプトは古代の方に興味がいってしまいます。
殆どの人が宋だと思います。
まぁ、忘れていましたが、万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」なので正しい展示ですね。
<サウジアラビア>
約10分待ち。
ウォークスルー型で回転は早いです。
大きな壁に映像を写して見栄えのする展示です。
博物な展示もしていて、見応えあります。
あと、この時はやってなかったですが、ライブパフォーマンスとかできそうなスペースがあるので、タイミングが良ければイベントもやってるようです。
8世紀の天体観測儀(アストロラーべ)や2世紀の赤珊瑚のネックレス、913年の陶磁器がありました。
【パビリオン,グルメ】トルコ
<展示>
入ってすぐにはトルコの伝統的なシンボルである太陽と月のオブジェ「キュン・アイ」があります。
奥にあるのは有名なエルトゥールル号。
日本とトルコの友好の象徴でもあります。
映画化もされているので、知らない人は知っていて欲しいですね。
・「海難1890」(2015年公開)
エルトゥールル号の中はショップになっています。
カッパドキアと気球の入口から入ります。
上への階段は上がれませんでした。たぶんイベント用ですね。
<キッチンカ―>

(食べかけの画像で申し訳ない)
晩御飯も万博で食べたいと思っていたが、テイクアウトの店も閉まり始めていた。
トルコのパビリオン前のキッチンカーがまだやっていたので、ここで買うことにした。
ただ、既に調理はしていなくて、保温している分を売っている状態だった。
結果的に美味しくなかった。
水分が無いと食べるのが苦しかった。
冷たいアイスティーは美味しかった。
肉は沢山入っていたので、出来たてだったらもっと美味しかっただろうな、とは思った。
あと、そんなに空腹でも無かったし、疲れていたので、こちらのコンディションも影響していたかもしれない。
パビリオンも回りたかったので、ちょっと焦ったところはある。
時間的にもこの後に何か食べれたかも怪しかったので、まぁ、これも思い出にはなったかな。
【パビリオン】スペイン,アゼルバイジャン
<スペイン>
夜だったの待ち時間無し。
ウォークスルー型だから回転は早そうです。
展示の仕方がなんか格好良い。
一見の価値あり。
<アゼルバイジャン>
10分程待ちました。
ウォークスルー型です。
エントランスが印象的で話題になりました。
展示は民族衣装や民族楽器が興味深いです。
画像は左からカヴァル、タール、カマンチャ、ガーヌン(上)、ナッカーレ(下)、サーズ。
東ゲート ※未記載

ミャクミャクに挨拶して帰ります。
夜はちょっとホラー。
よく見ると床が「鳥獣人物戯画」でした。
さよなら、さよなら。

以上
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