福井にある永平寺の唐門のスケッチです。
永平寺と言えばこの門という印象でしたが、ここは一般開放されていない為、通れませんでした。
スケッチ
スケッチ内容
■基本情報
■考察
この日は小雨でした。
しっとりとしたお寺も雰囲気があって良いものです。
うす墨だけで描いてみたいと思い、うす墨だけで描きました。
濃淡を上手く描けていないです。
枝が濃くて浮いて見えたり、木の濃淡ももっとメリハリを付けた方が良いと思います。
完成形を想像できていなかったので、描きながらの調整もできませんでした。
描く前にどこを濃くするか、白抜きにするかをイメージできないと上手くいかないですね。
でも、うす墨で描くのも面白かったです。
スケッチ環境
寺の敷地内ではありますが、ここはまだ寺の中ではありません。
スペースは十分にありました。
永平寺を代表する写真スポットなので人は来ますが、ここから入れるわけではないので、前さえ空けておけば大丈夫です。
少し距離を取った場所からゆっくりスケッチできました。
リンク
場所
概要
永平寺は道元が開山した曹洞宗の大本山です。
道元は日本の曹洞宗の宗祖で、教科書にも載ってたので記憶にありました。
禅宗寺院ですので、派手な装飾は少ないですが、建物は広く立派で雰囲気も良いお寺でした。
度重なる火災があり、最古の建造物は1749年の山門になります。
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
1224 | 道元が傘松峰大佛寺を建立 |
1246 | 吉祥山永平寺と改称 |
1340 | 火災により焼失* |
1473 | 火災により焼失* |
1574 | 火災により焼失* |
1615 | 大本山となる |
1641 | 火災により焼失* |
1714 | 火災により焼失* |
1786 | 火災により焼失* |
1833 | 火災により焼失* |
1839 | 勅使門(唐門)を建築 |
■補足
曹洞宗としては永平寺と神奈川の總持寺の2つを大本山としています。
合わせて両大本山と言います。
總持寺は元々は能登にありましたが、1898年に焼失し、1911年に横浜へ移ります。
所在地
最寄駅はえちぜん鉄道の「永平寺口駅」です。
そこからバスで15分程になります。
もしくは、福井駅からの直行バスで「永平寺門前」まで約30分です。
そこから徒歩で5分程です。
自分は前日に福井市内を刊行していたので、直行バスを利用しました。
以上
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