天王寺動物園で動物達をスケッチしているので、一通り載せていきます。
実際にスケッチをして感じた注意点は下記です。
- 動物毎の骨格が違うので、把握できていないと全身を綺麗に描くのが難しい
- 動いてポーズが変わるので、動いた後は想像して描く必要がある
何度も描いて慣れていくしかないですね。
スケッチ
スケッチ① カエルなど
■スケッチ情報
・モリアオガエル(Zhangixalus arboreus)
・グリーンイグアナ(Iguana iguana)
■考察
動物園のスケッチは初めてです。
動物は難しいです。
- 骨格(構造)がわからない
- 動く
骨格がわからないと頭や手足の付き方もわからないので、身体のデッサンが難しくなります。
逆に骨格がわかっていれば多少動いてもある程度想像で描けます。
わからない上に動かれると、その時点で筆が止まってしまいます。
顔の作りも動物によって全く違います。
人の顔なら見なくても人っぽく描くことはできますが、動物は馴染みがなくてそうはいきません。
ライオンの鼻はどうだったか?キリンの耳は垂れていたか?
何となく頭の中に浮かんでも、描こうとするとはっきりとは思い出せないものです。
色を塗るまでいかなかったのですが、久し振りに見ると中途半端のままも気になります。
他の絵と一緒にどこかのタイミングで塗ってみます。
■画題
・モリアオガエル
日本固有種のカエルです。
福島県の平伏沼、岩手県の大揚沼で国指定の天然記念物として指定されています。
木の枝に泡の卵塊を産み付けるタイプです。
1匹のメスに対して、数匹のオスが群がるようで、結構インパクトあります。
興味があれば下記のニュースをご参照下さい。
・グリーンイグアナ
主に中南米に生息していて、単にイグアナというとこの種類になるそうです。
学名は Iguana iguana で、まさにイグアナの中のイグアナ。
スケッチ② ペンギンなど
■スケッチ情報
・クロサイ(Black rhinoceros)
・フンボルトペンギン(Humboldt penguin)
・ブチハイエナ(Spotted hyena)
・ライオン(Lion)
・アフリカハゲコウ(Marabou Stork)
■考察
どれも半端なスケッチです。
すぐ動くので、手足の状態がわからなくなります。
全身を描くのは慣れが必要です。
慣れれば身体の構造もわかってくるし、描くスピードも上がります。
■画題
スケッチ③ カンガルーなど
・メガネグマ(Spectacled bear)
・オオカンガルー(Eastern grey kangaroo)
・レッサーパンダ(Lesser panda)
■考察
レッサーパンダは観察しつつ、上からの視点を想像して描いてみました。
一応、全身を描くことはできましたね。
前回から間隔が短かったので、慣れてきたかもしれません。
■画題
スケッチ④ ヤギ・ヒツジ
■スケッチ情報
【考察】
ヤギとヒツジの頭だけを何となく並べて描いてみました。
紋章とかにありそう。
■画題
出典:O-DAN
スケッチ⑤ フラミンゴなど
■スケッチ情報
・チリーフラミンゴ(Chilean flamingo)
・ホウシャガメ(Radiated tortoise)
・ヘルメットガエル(Helmeted water toad)
■考察
筆ペンを使ってみました。
筆ペン自体に慣れていなかったので、上手くは描けませんでした。
■画題
スケッチ環境
外は人が多かったのと、外の動物はよく動くということで、爬虫類館に辿り着きました。
一通り見て、結局スケッチしたのはここだけです。
外より人は少なかったですが、流石に人は通ります。
人が来る度にヒットアンドアウェイで距離を取りつつ描きました。
ビ…ビビっちまって
動物園もスケッチの定番ではありますが、動物が動く難しさもあるので初心者向けではないと思います。
客の多さ、絵を描く人の少なさから考えても、植物園よりハードルが高いですね。
場所
概要
大阪の天王寺動物園です。
カエルや亀は園内の爬虫類生態館アイファーにいます。
動物園の中では少し地味な施設です。
所在地
最寄り駅は地下鉄の「動物園前」「恵美須町」、またはJRなどの「天王寺」です。
どちらも徒歩5分程です。
以上
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