長野にある諏訪大社のスケッチです。
二社四宮あるので一か所だけ、というわけにはいきませんね。
下記の4か所です。
・下社(春宮、秋宮)
・上社(前宮、本宮)
スケッチ
スケッチ① 下社秋宮
■基本情報
■考察
画仙紙なので滲ませようとしたのですが、あまり上手くはいきませんでした。
滲み以外にも色の濃淡や線の強弱など改善点は一杯あります。
紙の滲み具合や筆の描き心地などは何回か描いてみないとわかりませんね。
まぁ、いい経験になりました。
郵便番号枠の付いている画仙紙を使ってみました。
実際に切手を貼って自宅に郵送してみました。
ちなみに、実際に郵送するということで、ノートに一度練習したのが下記です。
練習してなかったら、失敗して郵送すらしなかったかもしれません。
スケッチ② 下社春宮
■基本情報
■考察
建物はざっくりですが、バランスはとれていると思います。
両側の木も気に入ってます。
こういう画風も面白いです。
スケッチ③ 上社本宮
■基本情報
■考察
陰影や濃淡を付けていないので、絵として物足りないです。
色を塗り足すこともできますが、一旦はこのままで置いときます。
これなら濃墨で描いて、彩色した方が良さそうです。
実はこの年は7年に一度の「御柱祭」の年でした。
期間は4月初めから6月中頃までです。
この日は氏子が集まって、お祓いを受けていました。
神社内では柱を運ぶ為の防護用の板が床や壁に付けられていました。
町の中も飾り付けされていて、特別感がありました。
スケッチ④ 上社前宮
■基本情報
■考察
前の三か所とは別の画風にしたかったので、水筆でぼかしながら陰影を付けてみました。
背景は少しあった方が良かったかな。
でも、こういう描き方も面白かったです。
スケッチ環境
前宮以外は広さがあるので、描く場所はあります。
前宮は広くないので、描く場所は限られます。
当り前ですが、人は来るので人目は気になります。
場所
概要
古事記にも登場する由緒ある神社で、諏訪神社の総本社です。
7年に一度行われる奇祭「御柱祭」や、冬の諏訪湖に氷の亀裂が入る「御神渡」が有名です。
上社と下社で格差はないようですが、対立していた時代もあったようです。
本宮と前宮は古くは本社と摂社の関係だったようです。
今は四宮は同格と考えて良さそうです。
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
古代 | ・天照大御神の使い建御雷神が大国主に国を譲るよう迫る ・大国主の子である建御名方神が反対して戦うが、敗れる ・諏訪まで逃げて、そこから出ないことを誓う ・それが諏訪大社の起源と言われている |
691 | 日本書紀に「信濃須波」が見られるのが最古の記録 |
1868 | ・神仏分離令により付属の寺院が撤去 ・一部は諏訪郡内の寺院に移管 |
1871 | ・神職の世襲制が廃止 ・従来の社家は解職 ・「諏訪神社」を正式名称とする。 |
1948 | 「諏訪大社」に改称 |
所在地
<下社>
最寄り駅は「下諏訪」です。
そこから徒歩で秋宮:12分程、春宮:18分程です。
秋宮と春宮も徒歩で19分程です。
歩けますが、他にも回りたい所があれば、レンタサイクルがお勧めです。
この時は駅から北へ、突き当たりにある駐車場でレンタサイクルを利用できました。
<上社>
最寄り駅は「茅野」です。
そこから徒歩で本宮:55分程、前宮:35分程です。
本宮と前宮も徒歩で27分程です。
歩いて回るのはハードルが高いです。
この時は上諏訪駅にあるレンタサイクルを利用しました。
ちなみに、上諏訪駅から前宮まで7.2km程あるので、自転車で40~50分位です。
循環バスもありますが、本数が少ないので微妙です。
以上
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