長野にある善光寺のスケッチです。
長野市と松本市へ旅行に行った時に描いたものです。
- 善光寺(本堂)
- 松本城
スケッチ
スケッチ内容
■基本情報
■考察
丁度、お盆縁日の日でした。
櫓と提灯があり、いつもと違った景色になってます。
櫓と提灯は省略するという選択肢もありましたが、せっかくなのでそのまま描きました。
うす墨で描いてみましたが、バランスがおかしくなってます。
水平が傾いているのと、全体的に縦に長いです。
およそですが、角度を4度、縦を70%でした。
補正した例が下図になります。
下書きをしないとしても、ある程度アタリの点くらいは薄く入れておいた方がいいですね。
バランスが悪いと台無しです。
スケッチ環境
お盆でもあったので、参拝客は多めでした。
山門の横辺りは人が少なかったので、そこから描きました。
場所
概要
全国的にも名の知れた長野を代表するお寺です。
ご本尊は一光三尊阿弥陀如来です。
・一光三尊
光背が一つで、三尊を覆うように造られた形式。
三尊は主に釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊像。
本堂は国宝に指定されており、本堂の地下ではお戒壇巡りもできます。
参道も綺麗に整備されていて店も多いので、観光にもお勧めできる場所です
管理運営は天台宗と浄土宗の2宗派によって行われていて、寺の宗派自体は無宗派という珍しい形式です。
リンク
ちなみに、夜の様子はこんな感じです。
ちゃんと祭りに行ったのは久し振りな気がします。
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
552 | 御本尊の一光三尊阿弥陀如来が伝来 廃物派の物部氏に難波で捨てられる 信濃国国司の従者である本田善光が今の飯田市に祀る |
642 | 本尊が現在の地に遷座 |
644 | 伽藍を造営(本堂が創建) 本田善光の名から「善光寺」と名付けられた |
1369 | 戦火で焼失 |
1427 | 焼失 |
1477 | 焼失 |
1484 | 焼失 |
1495 | 焼失 |
1555 | 武田信玄により善光寺を甲府に移動 |
1597 | 豊臣秀吉により本尊が京都の方広寺へ遷座 |
1598 | 豊臣秀吉により本尊が善光寺へ還る |
1642 | 本堂焼失 |
1650 | 本堂(仮堂)完成 |
1666 | 本堂完成 |
1700 | 火災により焼失 |
1707 | 本堂再建(12回目・現在) |
1946 | 大勧進(天台宗)と大本願(浄土宗)の二住職制導入。 |
1953 | 本堂が国宝に指定 |
所在地
最寄り駅は長野電鉄の「善光寺下駅」です。
そこから本堂まで徒歩で11分程です。
JRからだと「長野駅」で乗り換えが必要になります。
「長野駅」から本堂までは徒歩で25分程ですが、参道入り口までは18分程です。
バスもありますが、待ち時間次第で歩いても良いと思います。
自分は街を見て歩きたかったので、歩きました。
以上
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