京都にある東寺の南大門と五重塔のスケッチです。
五重塔は京都駅や電車からも見えるので、存在感がありますね。
スケッチ
スケッチ内容
■基本情報
■考察
境内はスケッチが厳しそうだったので、外から描きました。
歩道橋からの構図も考えましたが、南大門が映えないので、より正面に近い角度を選びました。
寺社は構造が複雑なので、どこまで線を描き込むかが悩ましい。
できるだけ簡単に描きたかったので、これ位の線でも十分かな。
曇り空だったので、黒で薄く描いてみましたけが、微妙です。
写実的な絵ではないので、リアルな雲を意識しない方が良いかも。
色は滲ませようと思い、全面を水で塗りました。
筆で塗ったので、筋目が出来てしまいました。
どうしようもないので、続行します。
・筋目描き
吸水性の高い紙に水を含ませると、境界線に白い筋目が残る。
それを活かして描く技法。
次に色を入れていきます。
思っていたより滲みませんでした。
滲みの少ない画仙紙だったようです。
筋目になった所は乾けば特に影響は無かったです。
リンク
スケッチ環境
向かいの道路から描きました。
道は狭くはないです。
通行人と店舗の邪魔にならないことだけは気を付けます。
場所
概要
真言宗のお寺で、ご本尊は薬師如来です。
東寺と言えば五重塔。
京都を代表する名所で、国宝にも指定されています。
木造では日本一の高さ55mを誇ります。
南大門は重要文化財です。
京都駅や駐車場が北側にあるので、南側は見逃しやすいかもしれません。
正門はこちらになります。
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
796 | 建立 |
823 | 空海が嵯峨天皇から東寺を下賜される |
877 | 五重塔が完成(1代目) |
平安 | 五重塔が焼失 |
1486 | 土一揆により南大門などが焼失 |
1596 | 地震により南大門などが倒壊 |
1604 | 豊臣秀頼により南大門が再建 |
1635 | 五重塔が落雷により焼失 |
1644 | 徳川家光により五重塔が再建(5代目) |
1868 | 南大門が焼失 |
1885 | 三十三間堂の西大門を南大門として移築 |
1952 | 五重塔が国宝に指定 |
1994 | 世界遺産に登録 |
所在地
最寄り駅は近鉄の「東寺駅」です。
そこから徒歩で6分程です。
「京都駅」からは徒歩14分程です。
有料エリアの入り口が北側なので、近鉄利用者以外は京都駅から向かえば良いです。
以上
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