大阪にある水瀬神宮のスケッチです。
名水で喉を潤してから描きました。
スケッチ
スケッチ内容
■基本情報
■考察
左下が少しぐちゃっとしてますが、全体的なバランスは悪くないです。
最初に水を塗って滲むようにしてみたけど、あんまり滲みませんでした。
スケッチ環境
水汲みに来る方も多いので、参拝客は常に数人はいる感じでした。
水汲みは数人並ぶこともありますが、参拝自体は混雑してないので、スケッチに支障はないかな。
場所
概要
大阪で唯一の神宮で、主祭神は後鳥羽天皇、土御門天皇、順徳天皇です。
天皇がメインで祭られているのは珍しい気がします。
元々、後鳥羽天皇の離宮だった場所であり、崩御された後に祀ったことがこの水無瀬神宮の始まりです。
明治になってから後鳥羽天皇と同じく、承久の乱で配流されてから崩御した土御門天皇、順徳天皇が祀られるようになりました。
手水舎にある水汲み場「離宮の水」は大阪で唯一「名水百選」に選ばれており、多くの人がペットボトルやタンクで汲みに来てました。
2008年には「平成の名水百選」が選定されており、元の方は「昭和の名水百選」と呼ばれることもあります。
ちなみに、重複は無いので、合わせて「名水二百選」と言えなくもないです。
残念ながら、平成の方に大阪は無いので、大阪で唯一ということに変わりはありません。
リンク
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
1200 | ・後鳥羽上皇が源通親の別荘「水無瀬別業」を 譲り受ける(別業=貴族の別荘) ・離宮「水無瀬殿」を造営 |
1240 | 水無瀬信成、親成親子が「水無瀬御影堂」を建立し、 後鳥羽上皇を祀る(水無瀬神宮の始まりとされる) |
1494 | ・後土御門天皇が隠岐より後鳥羽上皇の御霊を迎える ・「水無瀬宮」の神号を賜る |
1624~1645 | ・京都御所の明正天皇の内侍所を移築 ・改築して新たな本殿とする |
1873 | ・神仏分離により神社となり「水無瀬宮」に改称 ・土御門天皇と順徳天皇の御霊を合祀 |
1929 | 本殿の屋根を瓦葺から檜皮葺に葺き替え |
1939 | 「水無瀬神宮」へ改称 |
1974 | 本殿の屋根を檜皮葺から銅板葺きに葺き替え |
1985 | 「離宮の水」が環境庁選定の「名水百選」に選ばれる |
所在地
最寄り駅は阪急の「水無瀬駅」です。
そこから徒歩で10分程です。
JRなら「島本駅」から徒歩で10分程、「山崎駅」から徒歩で15分程になります。
以上
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