奈良にある興福寺のスケッチです。
東金堂と五重塔です。
スケッチ
スケッチ① 東金堂と五重塔
■基本情報
■考察
線画も色も粗めに描いてます。
これ位でもいいですが、鉛筆なのでもう少し修正すれば良かったです。
左の東金堂が特に雑です。
スケッチ② 五重塔
■基本情報
■考察
失敗しました。
階層の間隔、壁の角度、屋根裏の奥行きのバランスが上手くいきませんでした。
この問題点については下記の記事で検討しています。
注意して描くしかありません。
1回目のようにある程度離れた場所からの方が描きやすいですね。
ちなみに、興福寺は下記でも一部だけですが、スケッチしています。
スケッチ環境
有名な観光地ですので、人は多いです。
境内は広いですが、建物や木が多いので、丁度いい場所が見つかりにくいかもしれません。
障害物があれば描く時に省略するなど、都合よく変えてしまって良いと思います。
場所
概要
南都六宗の一つである法相宗の大本山です。
ご本尊は釈迦如来ですが、阿修羅像が有名ですね。
昔は奈良公園自体が興福寺の境内だったみたいです。
奈良公園を散策していると朽ちた壁があり、寺の一部だった名残が感じられます。
ちなみに、県庁や奈良ホテルも興福寺の境内でした。
【略歴】
年 | 内容 |
---|---|
645 | 山階陶原に山階寺を造営 |
673 | 大和国高市郡厩坂に移し、厩坂寺となる |
710 | 厩坂寺を今の場所に移し、興福寺となる |
1868 | 神仏分離令により、廃仏毀釈が起こる |
1870 | 寺社上知令により全ての寺地を没収 |
1880 | 興福寺旧境内が奈良公園となる |
1881 | 興福寺再興が許可される |
1897 | 古社寺保存法が公布され、 北円堂・三重塔・五重塔が特別保護建造物に指定 |
1998 | 世界遺産に登録 |
2018 | 中金堂再建落慶 |
廃仏毀釈と寺地没収から10年耐え、廃寺の危機をよく乗り越えたと思います。
リンク
所在地
近鉄線の奈良駅が最寄り駅で、徒歩5分程度です。
JRの奈良駅も徒歩20分程度です。
以上
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