【スケッチ】法然院(山門)|紅葉の名所

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京都にある法然院の山門のスケッチです。

茅葺屋根で風情のある山門です。

スケッチ

スケッチ内容

■基本情報

法然院(山門)
法然院(山門)
制作情報

[制作日]
2022年11月19日 スケッチ/彩色

[道具]
・筆ペン(顔料-青墨)
・顔彩
・和紙(はがきサイズ)


■考察

茅葺の感じがあまり表現できてない記がします。

ほぼ苔に覆われていて、茅が殆ど見えていないので描きにくかったですね。

色数を少なくしようと思いましたが、すこし影を入れてしまいました。

描き込まないと立体感が出ないので不安になります。

これ以上描き込むと汚くなりそうです


ちなみに、色を塗る前はこんな感じです。

現地のスケッチで人を描くのを忘れていたので、家で色を塗る前に追加で描きました。

法然院(山門)
法然院(山門)

スケッチ環境

紅葉シーズン、かつ、伽藍内の特別公開があったので人が多かったです。

木も多いので、丁度良いアングルは少ないです。

写真を撮る人も多いですが、経蔵きょうぞうの前辺りなら邪魔せずに描けます。

場所

法然院(山門)
法然院(山門)

概要

名前の通り法然上人にゆかりのあるお寺で、ご本尊は阿弥陀如来です。

「哲学の道(公式HP)」の近くにあります。

元々は浄土宗でしたが、今は単立宗教となっています。

・単立
特定の宗教団体に属さない宗教団体。

春、秋には伽藍内の特別公開をされており、講堂はレンタルスペースとして色んな人が個展を開いていたりします。


法然院の特徴として白砂壇びゃくさだんという盛り砂があります。

山門を入ってすぐの両側にあります。

水を表していて、ここを通ることで心身を清めるという意味だそうです。

白砂壇
白砂壇

秋ということで紅葉が描かれていました。

季節感があるがいいですね。


特別公開されていたので、伽藍内を拝観させていただきました。

中に入って最初に出迎えてくれたのはカメムシの大群です。

水野浩世氏の「余興」という絵でした。

横向きに登っているヤツもいます。芸が細かい。

本堂では阿弥陀如来のお姿を見ることができます。

中は薄暗いので見えにくいですが、かなり立派なお姿です。

実は窓が開いていて、玄関側の廊下から台座辺りを見ることができたのですが、とても煌びやかでした。

お姿は下記で見ることができます。

方丈から見れる庭園の紅葉はまだこれからと言う感じでしたが、いい雰囲気のお寺でした。

方丈では狩野光信、堂本印象の襖絵も見れます。

光信の絵は伝統的な狩野派ですが、堂本印象は抽象的でお寺の雰囲気とのギャップがあり見た時のインパクトがあります。

襖の引手まで抽象的で面白かったです。

流行りの花手水もとても綺麗でした。

写真も良い感じに撮れました。

花手水
花手水

■略歴

内容
鎌倉時代初期法然上人が弟子と鹿ケ谷の草庵で過ごす
1206・後鳥羽上皇の女房が弟子を慕って出家
・上皇が激怒
・弟子は死罪、法然は流罪となり草庵は荒廃
1680萬無ばんぶ和尚が念仏道場の建立を発願
・弟子の忍澂にんちょうにより伽藍が作られ再興
1953・浄土宗より独立
・単立宗教法人となる

所在地

最寄り駅は地下鉄の「蹴上駅」です。

そこから徒歩で23分程です。

京阪の三条からバスで近くまでは行けますが、人が多くて乗れませんでした。

始発の京都駅からなら乗れるかもしれませんが、京都駅のバス停も多そうです。

以上

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