大阪にある大阪中之島美術館のスケッチです。
国立国際美術館のすぐ隣にできた新しい美術館です。
スケッチ
スケッチ内容
■基本情報
■考察
手軽に描けたので良かったかな。
細かい所はどこまで線を入れるべきか悩ましいです。
手すり、階段、植木など。
木は線よりも色を使って表現する方が良さそう。
ちょっと今回は緑が薄過ぎました。
スケッチ環境
向かいの歩道で描きました。
朝の10時半位です。
広くはないですが、人通りは少なかったので特に問題は無かったです。
場所
概要
最初構想から39年の時を経て、ようやくの開館です。
隣の国立国際美術館に初めて行った頃は更地で、いつできるんだろうと思っていました。
19世紀後半以降の国内外の作品を所蔵されています。
中之島は国立国際美術館や、レトロ建築など、近現代の美術が充実してきましたね。
遊歩空間を意識されているようで、裏側までデザインされた遊歩道になっていました。
不均一のデザインが近現代の美術館に合っています。
設計されたのは建築家の遠藤克彦氏です。
ところで、初めて見た時から窓の形が気になっていました。
「L(エル)」の形で、何かの頭文字なのかとも考えましたが、検索した限りではそういう情報は見つかりませんでした。
公式サイトの「建築・VI・家具」を見ると、ロゴのデザインは建物と「N」をモチーフにしているとの記載がありました。
デザイナーは大西隆介氏です。
確かに建物の表側のパーツをずらしたようなデザインで上手いこと「N」になっています。
「L」は関係無さそうですね。
あれば流石に説明があるでしょう。
いずれにせよ、デザイン的に四角よりは非対称の形で良かったと思います。
館内案内で見ると横は5階のみ、表と裏は4階、5階が開口部になります。
「L」の部分は4階、5階の展示室ロビーの場所になっています。
座って窓の外を眺めながら休憩することができます。
丁度、角の部分を見ることができます。
5階からは隣の国立国際美術館を上から眺めることができます。
エレベーターから見た4階の展示室ロビーの様子です。
白いビニール製のオブジェは5階で開催中の特別展「すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合」に関するアート作品です。
元永定正氏の「作品(水)」です。
この景色が見れるのは2023年1月9日までとなります。
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
1983 | 大阪市制100周年記念事業の構想として、 「近代美術館の建設」が含まれる |
1990 | 近代美術館建設準備室を設置 |
2004 | 心斎橋展示室を開設 |
2012 | 心斎橋展示室を閉室 |
2013 | 大阪新美術館建設準備室に変更 |
2013 | 中之島に美術館を作ることを決定 |
2018 | ・名称が公募により「大阪中之島美術館」に決定 ・大阪中之島美術館準備室に変更 |
2022 | 開館 |
所在地
最寄り駅は京阪の「中之島駅」です。
そこから徒歩で5分程です。
京阪の「淀屋橋駅」からは15分、梅田周辺からでも15~20分で歩けます。
自分は京阪利用者なので、今回は「中之島駅」を利用しました。
京阪の中之島線は本数が少ないのと、地下が深いので乗り換えてまで「中之島駅」に行かなくてもいいかな。
以上
コメント