【スケッチ】法輪寺(三重塔)|斑鳩三塔

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奈良にある法輪寺ほうりんじの三重塔のスケッチです。

法隆寺の五重塔、法起寺ほっきじの三重塔と合わせて斑鳩三塔いかるがさんとうと呼ばれています。

日帰りで三か所を巡りました。

スケッチ

スケッチ内容

■基本情報

法輪寺
法輪寺
制作情報

[制作日]
2019年09月14日 スケッチ
2019年09月16日 彩色

[道具]
・筆ペン(顔料)
・顔彩
・スケッチブック(ミューズ A-8200)


■考察

屋根が三段とも同じ角度にしてしまいました。

上に行くほど角度を上げるべきでした。

ただ、下から見上げていたので実際の見た目だと瓦が見えないんです。

絵としては屋根の表面が見えている方が良いので、見たままではなく補正して描かないといけませんね。

全体的に少な目の筆数ですが、もっと簡略化するのもありかと思います。

必要な線の見極めが重要ですね。


屋根の角度についての考察は下記で記載しています。

スケッチ環境

境内にスペースはありますが、広くはないです。

距離を取れる場所が少ないんで、構図はあまり選べないと思います。

人も数人程度で多くはありませんでした。

場所

法輪寺
法輪寺

概要

法隆寺と同じ聖徳宗のお寺です。

聖徳太子ゆかりの3つの井戸があることから地名が三井みいとなり、三井寺みいでらとも呼ばれています。

ご本尊は薬師如来です。

飛鳥時代の作で、面長で柔和な仏様です。

(法輪寺の公式サイトの仏像を参照)

法隆寺の釈迦如来や薬師如来と似ていますが、あの独特なアルカイックスマイルはありません。

法隆寺のあの微笑みはやはり何か意味のある表情なのだろうか。

(法隆寺の公式サイトの釈迦三尊像を参照)

・アルカイックスマイル

微笑を浮かべた仏像に対して形容される言葉です。
ギリシャのアルカイック時代の彫像に見られた様式で、中国や日本の仏像に対しても使われるようになりました。
「アルカイック」がギリシャ語で太古、古風なの意味になります。


■略歴

内容
622<創建の説①>
山背大兄王やましろのおおえのおうが聖徳太子の病気平癒の為に建立
670<創建の説②>
法隆寺の焼失後に建立
1367炎上
1645大風により三重塔以外が倒壊
1736寳祐上人ほうゆうしょうにんは法輪寺の伽藍を復興
1760三重塔を修復
1761現金堂、続いて旧講堂、南大門が復興
1903・国宝に指定
・三重塔を解体修理
1944三重塔が落雷により焼失
1950法隆寺が法相宗ほっそうしゅうから独立して、聖徳宗しょうとくしゅうの大本山となる
法輪寺、法起寺も聖徳宗の小本山となる
1975三重塔が復興

所在地

最寄り駅は「法隆寺駅」です。

そこから徒歩で30分程です。

バスを使っても20分位は歩きます。


レンタサイクルがお勧めです。

法隆寺前にある「法隆寺iセンター(よくある質問)」で借りれます。

他の借りれる場所も書いてくれてます。

朝が早くて駅前にある喫茶店「ゲーブル」を利用させてもらいました。

7:00からやっているのでありがたいです。

(※返却は17:00まで)

以上

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