有名な和菓子屋である虎屋(とらや)のギャラリーで開催されている企画展です。
漫画の企画展が気になったので、ついでに他の店舗もあわせて行ってきました。
東京の2点はGWの5/3、京都は5/18に行ってきました。
概要
それぞれの場所で期間ごとに色んな展示をされているようです。
全て無料ですので、気軽に利用できます。
・虎屋(とらや)
室町時代に京都で創業した和菓子屋。
羊羹が有名。
現在の「株式会社虎屋」としての本社は赤坂。
小さい羊羹も1個から帰るので、入場料代わりに買ってみるのも良いと思います。
羊羹と最中を頂きました。
感想(赤坂店)
地下がギャラリーになっています。
家紋と和菓子が並んで展示されていて、見比べられるようになっています。
家紋の一覧が載っている本も置いているので、自分の家の家紋が見つかるかも。
そう言えば、自分の家の家紋を知らないです。あるのかな?
京源(紋章上絵師)
「紋章上絵師」は着物に家紋を描く職人のことです。
京源は紋章上絵師でもありますが、現在は家紋を使った幅広いデザインを取り扱ったデザイン会社です。
家紋と和菓子
有名な家紋もありますね。
松皮菱の羊羹は見たことある気がします。
桐は豊臣や皇室で使われています。
城や寺の瓦だったり、博物館にある漆器や刀などでよく見ます。
感想(東京ミッドタウン店)
店舗の横がギャラリーのスペースになっています。
和菓子の出てくる漫画のページと、和菓子のサンプルが展示されています。
読んでない漫画もあったので、また読んでみます。
茶の湯時間(早川光、pikomaro、木村宗慎)
作品名 | 作家名 | 巻数 | 展示巻数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
茶の湯時間 | 原作:早川光 漫画:pikomaro 茶の湯監修:木村宗慎 | 全3 | 1 | 2巻は電子書籍のみ 3巻アプリ単話配信のみ |
知らない作品でした。
2019年に完結しているようですが、全話が書籍化されていないので、アプリかWebで見るのが良さそうです。
タイトルから察するに茶道についても知れそうです。
美味しんぼ(雁屋哲、花咲アキラ)
作品名 | 作家名 | 巻数 | 展示巻数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
美味しんぼ | 原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ | 既111 | 56 | ー |
久し振りに見ましたが、この話も覚えてます。
子供の頃は自分も餡子はそんなにでしたね。
洋菓子の方が喜んでいました。
ちはやふる(末次由紀)
作品名 | 作家名 | 巻数 | 展示巻数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ちはやふる | 末次由紀 | 全50 | 23 | ー |
そう言えば、まんま虎屋が出てきてましたね。
これは虎屋としては外せません。
ドラえもん(藤子・F・不二雄)
作品名 | 作家名 | 巻数 | 展示巻数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ドラえもん | 藤子・F・不二雄 | – | – | ー |
「どら焼き」の漫画と言えば間違いなくこれ。
「どら」はドラえもんの「ドラ」と言っても過言ではありません。
・どら焼きの名前の由来
①楽器の銅鑼に似ている
②銅鑼の上で焼いた
3月のライオン(羽海野チカ)
作品名 | 作家名 | 巻数 | 展示巻数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
3月のライオン | 羽海野チカ | 既17 | 4、5、16 | ー |
ヒロインが和菓子屋さんの為、和菓子のイメージはありますね。
「サンダル」のシーンは確かに印象的でした。
どうしても「となりのトトロ」を連想してしまいますが・・・。
つらつらわらじ(オノ・ナツメ)
作品名 | 作家名 | 巻数 | 展示巻数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
つらつらわらじ | オノ・ナツメ | 全5巻 | 2 | ー |
読んだことはあるんですが、このシーンはおぼろげでした。
独特の画風の漫画です。
テルマエ・ロマエ(ヤマザキマリ)
作品名 | 作家名 | 巻数 | 展示巻数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
テルマエ・ロマエ 続テルマエ・ロマエ | ヤマザキマリ | 全6 既1 | 3 – | ー ー |
和菓子がテーマで出てくるとは意外です。
続編がジャンプ+で連載中です。(2024年現在)
であいもん(浅野りん)
作品名 | 作家名 | 巻数 | 展示巻数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
であいもん | 浅野りん | 既17 | 2 | ー |
アニメを見てました。
京都の和菓子屋が舞台なので、京文化も知れます。
作者の浅野先生は京都市の出身なので、実体験もありそうですね。
原作漫画は未読です。
アニメの続きが気になるので、今度読んでみます。
さぼリーマン 飴谷甘太朗(萩原天晴、アビディ井上)
作品名 | 作家名 | 巻数 | 展示巻数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
さぼリーマン 飴谷甘太朗 さぼリーマン 飴谷甘太朗 extra | 原作:萩原天晴 作画:アビディ井上 | 全2 1話+α | 1 – | ー 電子orアプリのみ |
これも知らない漫画でした。
甘未がテーマなので和菓子以外も出てくるようです。
感想(京都一条店)
店舗は大通り沿いにありますが、西に曲がってすぐの所にギャラリーと菓寮(喫茶)があります。
虎屋の所蔵品から水の生き物をテーマにした工芸品と絵画の展示です。
目高画茶碗|永楽善五郎/千宗左
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
---|---|---|---|
16代永楽善五郎(即全) 画:千宗左(即中斎) | 目高画茶碗 | 20世紀 | ー |
若葉蔭は7月頃に販売されているお菓子です。
魚は金魚です。
メダカは少し黄色っぽいので金色が合いますね。
河鍋暁斎|四季風景五月幟図
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
---|---|---|---|
河鍋暁斎 | 四季風景五月幟図 | 明治 | ー |
暁斎は好きな絵師なので、見れて嬉しい。
細かい所まで描かれていて、やっぱり上手いです。
鯉のぼりには金が使われていて豪華です。
山本春挙|鯉
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
---|---|---|---|
山本春挙 | 鯉 | 明治・大正 | ー |
明治から昭和に活躍した円山四条派の日本画家。
大胆な空間の取り方をしてますね。
跳ね上がる鯉がダイナミックに描かれています。
土田麦僊|金魚之図
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
---|---|---|---|
土田麦僊 | 金魚之図 | 大正 | ー |
金魚の金と赤が綺麗です。
こちらは上部の空間を広くとっていて、名前や印は上にあります。
上から水面を覗くように見て、邪魔にならないような配慮かもしれません。
滝和亭|柳下漁夫図
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
---|---|---|---|
滝和亭 | 柳下漁夫図 | 明治 | ー |
こちらは知らない絵師でした。
漁夫が良い感じの表情をしていますね。
清水六兵衛|赤絵蟹湯呑/木彫り蟹
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
---|---|---|---|
清水六兵衛(4代) | 赤絵蟹湯呑 | 明治 | ー |
ー | 木彫り蟹 | – | ー |
木彫りの蟹がリアルでした。
よく見ると木彫りの感じはありますが、良い具合に艶も出ています。
以上
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