【美術】特別展「おいしい ボタニカル・アート」西宮市大谷記念美術館

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おいしいボタニカル・アート
おいしいボタニカル・アート

兵庫にある西宮市大谷記念美術館で開催中の特別展の感想です。
ボタニカル・アートが見てみたかったのと、避暑も兼ねて行ってきました。

概要

展覧会期間
[特別展]
英国キュー王立植物園
おいしい ボタニカル・アート
食を彩る植物の物語
2023/06/10 ~ 2023/07/23

英国キュー王立植物園が所蔵しているボタニカル・アートの特別展です。

「食」をテーマにしているので、野菜、果物、ハーブなど、食べれる植物を選りすぐっています。

構成

・プロローグ 食を支える人々の営み―農耕と市場
・第1章 大地の恵み 野菜
・第2章 イギリスで愛された果実
       ―『ポモナ・ロンディネンシス』
・第3章 日々の暮らしを彩る飲み物
・第4章 あこがれの果物
・第5章 ハーブ&スパイス
・第6章 ブレジア=クレイ家のレシピ帖と
         『ビートン夫人の家政読本』

プロローグでは農場や町の人々を描いた絵が紹介されており、第1章からメインの展示になります。
所々で食器やテーブルなども展示されています。

ダイニング・テーブル・セッティング
ダイニング・テーブル・セッティング

巡回展

期間美術館都道府県
2022/11/05~01/15SOMPO美術館東京
2023/04/08~06/04静岡市美術館静岡
2023/06/10~07/23西宮市大谷記念美術館兵庫
2023/10/06~11/26広島県立美術館広島
2024/02/23~04/14茨城県近代美術館茨城

感想

美術鑑賞の観点から見ると単純に上手い絵です。
元が実用書としての目的で描かれているので、正確性が重視された絵になります。

この野菜はこういう花が咲くのか、と言った植物園に行った時のような楽しみも、ボタニカル・アートの魅力ですね。

ただ、見慣れない植物が多かったです。
全部でなくても良いので、植物自体の説明も少し欲しかったかな。


ジョゼフ・ヤコブ・プレンク|キャベツ【落書】

No作家名作品名期間備考
23ジョゼフ・ヤコブ・リッター・フォン・プレンクキャベツ1788〜1803
キャベツ
キャベツ
制作情報

[制作日]
2023年07月17日 落書き/彩色

[道具]
・鉛筆
・色鉛筆
・ノート(リングノート)


全体像で見ると少し不気味に見えました。

第2章 イギリスで愛された果実

ウィリアム・フッカーによる「ポモナ・ロンディネンシス」です。

・ポモナ・ロンディネンシス
ロンドンの果実。

・ポモナ
ローマ神話の果実の女神。

リンゴが多かったのですが、今日本でよく目にするものとはやはり違いますね。
少し平べったい

甘さはどれ位だったんだろうか。
今の日本の果物よりは甘くはないだろうが。


以上

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