【美術】企画展「1970年大阪万博 ユニホーム・コレクション」EXPO’70パビリオン／汎庵・万里庵

大阪の万博記念公園にあるEXPO’70パビリオンの企画展です。
万博記念公園は何度か来てますが、ここは来たことがありませんでした。

概要

展覧会	期間
[企画展] EXPO’70パビリオン企画展 1970年大阪万博 ユニホーム・コレクション	2024/05/24 ～ 2024/02/28
[特別公開] 汎庵・万里庵はんあん　ばんりあん	2024/11/02 ～ 2024/12/01
日本庭園	ー

日本鉄鋼連盟が出展したパビリオン「鉄鋼館」を万博の記念館として2010年に開館した施設です。
建築家の前川國男の設計です。
2023年には別館が建てられ、太陽の塔の「黄金の顔」（初代）などが展示されています。
現在の顔は1992年に交換された2代目です。
デザインは言わずもがな、芸術家の岡本太郎です。

映像や写真が色々見れて興味深い。
国名が変わってる国もあって歴史も感じます。

当時の万博をVRとかで再現して欲しいですね。
AIで大量にデータを読み込ませれば大まかなもの位は作れないかな？

感想（企画展）

ホワイエ（企画展）

ユニホームとデザイン画などが展示されています。
左下の写真で着ている赤いポンチョみたいなのが可愛いです。

デザイン画は男女のコスチューム。
音楽隊や係員のユニフォームもあります。

さっきの写真のポンチョは左のこれでしょうかね。
中は真っ白でした。

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企画展とは関係無いですが、日本館にあったものが展示されてました。
日本人形と埴輪があります。

感想（常設展）

常設展（本館）

日本万国博覧会会場シンボルゾーン模型

大屋根も上れるんですね。
階段は大変そうです。

ロゴ精刷／公式ポスター

ロゴの見本みたいなものですね。

記念煙草／記念切手

煙草のデザインに浮世絵、切手に障壁画が使われてました。
煙管を持った人物の絵が使われています。

種類	作家名	作品名	年	備考
煙草 Seven Stars hope luna	喜多川歌麿 東洲斎写楽 溪黃英泉	咲分ケ言葉の花さきわけ　　　　　　　　　　　おかみさん 敵討乗合噺かたきうちのりあいばなし 四代目松本幸四郎の肴屋五郎兵衛 当世好物八契とうせいこうぶつはっけい　歌留多かるた	1802-1803 1794 1823	ー
切手	長谷川久蔵	桜図	1593	京都（智積院）

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桜図は去年、実物を見ていました。

スペースシアター

中央のホールでは音楽が流れています。
指揮は小澤征爾おざわっせいじ氏、若杉弘わかすぎひろし氏が参加されています。
作曲家の武満徹たけみつとおるはアルバムを聴いたことがあります。

コロナ

太陽の塔の内部に使われていたもの。
生命のエネルギーを表しているようです。
ウイルスではなく、太陽コロナの方ですかね。

チケット／芳名録

時の首相である佐藤栄作・寛子夫婦と、秩父宮妃勢津子殿下の名前が記載されています。

常設展（別館）

「EXPO’70」デザイン新時代

常設のユニフォーム展示エリアです。
夏服ですが、生地がビニールみたいに見えます。
触ることが出来ないので何とも言えないですが、現代の真夏だと熱中症になりそう。

記念切手

種類	作家名	作品名	年	備考
切手	尾形光琳 酒井抱一	燕子花図屏風 夏秋草図	593

これは家にあった気がします。

黄金の顔（1970-1992）

高い所にあるものあるあるですが、思っていたより大きいです。
間近で見ると迫力があります。

生命の樹

太陽の塔内部にある生命の樹に付けられていた生物模型です。

芝生広場

大屋根の模型が置いてあります。
一応、フォトスポットとなっていますが、微妙かな。

感想（汎庵・万里庵／日本庭園）

汎庵・万里庵

特別公開していたので行ってきました。
呈茶ていちゃもやってたましたが、並んでました。
紅葉が良い感じでした。

日本庭園

日本庭園の紅葉も綺麗でした。
広い園内で上代、中世、近世、現代の4つの様式で作られています。

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以上