【美術】特別展「モネ 睡蓮のとき」 京都市京セラ美術館

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モネ 睡蓮のとき
モネ 睡蓮のとき

京都市京セラ美術館の特別展です。

概要

展覧会期間
[特別展]
モネ 睡蓮のとき
2025/03/07 ~ 2025/06/08

印象派の巨匠モネの特別展で、「睡蓮」やモネの庭で描かれた作品が多く展示されています。

もともと似た作品の多いモネですが、今回は特に睡蓮や水辺の風景に偏っているとも言えます。
晩年の荒々しい画風の作品も見れたので、新鮮な所もありました。

塗り残しが見えるような作品がいくつかあったのですが、「習作」と書いているものと書いてないものがあり、本当に完成品?と思うようなものも何点かありました。

人気がある画家なので混雑するかと思いましたが、待ち時間も無く入れました。
モネ展が多過ぎてライトなファンは飽きてきたとか・・・まぁ、たまたまかも。
確認したら過去1年でこんだけ行っていました。
・2024/04/27「モネ 連作の情景」
・2024/11/29「印象派 モネからアメリカへ」
・2025/02/23「モネ&フレンズ・アライブ」

構成
  • 第1会場
    第1章 セーヌ河から睡蓮の池へ
    第2章 水と花々の装飾
    第3章 大装飾画への道(撮影OK)
  • 第2会場
    第4章 交響する色彩
    エピローグ さかさまの世界
    ショップ

展示室に入る前のエリア「光の広場」では幕が沢山掛かっています。

光の広場(中)
光の広場(中)

第1会場と第2会場の間には床に睡蓮の映像を投影していました。
うーん、微妙。
絵やモネの庭の高画質なパネルを置いて撮影スポットにしてくれる方がいいかな。
SNSで投稿してもらえば宣伝にもなりそう。

メインエントランスの階上
メインエントランスの階上

休憩コーナーではモネの映像が流れてました。
劇作家のサシャ・ギトリによる「祖国の人々」(1915年)で、フランスの芸術家の創作活動を取り上げたドキュメンタリー映像です。

モネが煙草をくわえながら絵を描いてました。
髭を燃やしたことありそう。

祖国の人々
祖国の人々
2025/04/19:鉛筆、04/20:色鉛筆

展覧会とは関係ないけど、100円ショップのSeria(セリア)で睡蓮のパズルが売っていることを知っていたので、やってみた。
額縁(B5)も一緒に買いました。
なかなか良い感じ。
アメリカのシカゴ美術館にある「睡蓮」です。
特別展の余韻にどうかな?

パズル
パズル

巡回展

期間美術館都道府県
2024/11/05〜2025/02/11国立西洋美術館東京
2025/03/07~2025/06/08京都市京セラ美術館京都
2025/06/21~2025/09/15豊田市美術館愛知

感想

睡蓮、 夕暮れの効果

No作品名備考
16睡蓮、 夕暮れの効果1897第1章

モネが描いた睡蓮でも最初期の作品だそうです。
馴染みのある睡蓮とは違った感じもします。

ジヴェルニー近くのセーヌ河支流、日の出

No作品名備考
6ジヴェルニー近くのセーヌ河支流、日の出1897第1章

結局、抽象的なものよりシンプルで綺麗な絵が好きです。

チャーリング・クロス橋

No作品名備考
11
14
チャーリング・クロス橋
チャーリング・クロス橋、ロンドン
1899-1901年頃
1902
第1章

No.11はマルモッタン・モネ美術館所蔵。
シルエットのみで完成品なのか疑ってしまいます。

No.14は国立西洋美術館所蔵。
モネらしい色です。

睡蓮

展示位置No作品名備考
右手38
43
44
42
睡蓮
睡蓮、柳の反映
睡蓮、柳の反映
睡蓮、柳の反映
1914-1917
1916-1919
1916-1919
1916-1919
第3章
左手37
39
36
41
睡蓮
睡蓮
睡蓮
睡蓮の池
1914-1917
1916-1919
1916-1919
1917-1919
第3章

第3章の8作品は撮影OKです。
No.37は爽やかな空が印象的で好きです。

日本の橋

No作品名備考
54日本の橋1918-1924第4章

No.47~53も同名の作品ですが、これはかなり抽象的な絵です。

ばらの庭から見た家

No作品名備考
62
63
64
ばらの庭から見た画家の家
ばらの庭から見た家
ばらの庭から見た家
1922-1924第4章

抽象的な絵です。
晩年の作品はゴッホの画風に似ている気がします。
モネの方が年上ではありますが、ゴッホの方が先に亡くなっています。
モネの画風が抽象的になったのはゴッホが亡くなった後のようですが、当時の流行もあったかも。

・モネ(1840-1926)
・ゴッホ(1853-1890)


以上

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