清凉寺霊宝館で春(4~5月)と秋(10~11月)に開催されている特別公開です。
本堂の拝観もして、ご本尊を拝んできました。
概要
展覧会 | 期間 |
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秋季特別公開 | 2024/10/01 ~ 2024/11/30 |
浄土宗のお寺で、ご本尊は釈迦如来です。
「嵯峨釈迦堂」とも呼ばれます。
「源氏物語」で光源氏が造営した「嵯峨の御堂」に目される寺院です。
また、光源氏のモデルの候補でもある源融の別荘があった場所です。
2023年の阿弥陀堂/源融公墓所
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感想(秋季特別公開)
阿弥陀三尊坐像
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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ー | 阿弥陀三尊坐像 | 896 | 1階 国宝 |
清凉寺の前身である棲霞寺の本尊だった仏像です。
源融が自分の顔に似せて作らせたと言われています。
特別公開でしか見れないので貴重です。
四天王立像【落書】
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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ー | 四天王立像 | 10世紀後半 | 1階 重文 |
顔が大きく、頭身が低めの四天王です。
仏像は両刃の剣のイメージがありますが、ここの広目天は直刀を持っていて珍しく感じました。
(後補かもしれません)
釈迦如来立像体内納入品
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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ー | 釈迦如来立像体内納入品 (本尊釈迦如来体内封籠品) | 985 | 2階 国宝 |
ご本尊の体内に入っていた「五臓六腑(絹製五臓模型)」です。
本堂の方にも複製品が展示されています。
世界最古の内臓模型だそうです。
十六羅漢図
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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ー | 十六羅漢図(模写) | 宋時代 | 2階 国宝 |
本堂と霊宝館に数幅ずつ展示されています。
本物は東京国立博物館と京都国立博物館で8幅ずつ保管されています。
2階の絵画
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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狩野探幽 | ・花鳥図 紙本墨画金泥引 (紙本淡墨竹雀柳鷺花鳥図) ・普賢菩薩 | 江戸 | 2階 |
堂本印象 | 不明(紅白梅の絵) | ー | 〃 |
金● | 達磨太師(?) | ー | 〃 |
里見米庵 | アジャンタの釈迦 | ー | 〃 |
木谷進一 | 松風2 嵯峨の御堂 | ー | 〃 |
不明 | ・渡辺正栄尼像図 ・市姫像図 ・棲霞寺縁起絵巻 | 桃山 桃山 ー | 〃 |
探幽や印象は有名ですね。
お寺にも有名絵師が沢山いるので、意外な出会いがあったりします。
感想(拝観)
無量寿経曼荼羅
わかる言葉が無いか探してみると「五劫思惟」が目に入った。
アフロ仏として有名な仏像が「五劫思惟阿弥陀仏」でした。
五劫思惟とは途方もない長い間考え続けることです。
長い時間考え続けた為、螺髪が伸びてアフロみたいになっています。
この絵はアフロではないので、まだ考え始めた所かもしれません。
島津家の寄進
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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ー | 薩摩焼など | 1865 | 本堂 |
須弥壇の裏に島津家から寄進されたものがいくつか置いています。
薩摩焼が綺麗でした。
弁天堂
No | 作家名 | 作品名 | 年 | 期間 | 備考 |
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– | ー | 弁天堂 (摩尼殿) | 江戸時代 | ー | ー |
紅葉が色鮮やかです。
去年は年末だったので、雰囲気が変わりますね。
以上
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