兵庫にある西宮市大谷記念美術館で開催中の特別展の感想です。
ボタニカル・アートが見てみたかったのと、避暑も兼ねて行ってきました。
概要
展覧会 | 期間 |
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[特別展] 英国キュー王立植物園 おいしい ボタニカル・アート 食を彩る植物の物語 | 2023/06/10 ~ 2023/07/23 |
英国キュー王立植物園が所蔵しているボタニカル・アートの特別展です。
「食」をテーマにしているので、野菜、果物、ハーブなど、食べれる植物を選りすぐっています。
プロローグでは農場や町の人々を描いた絵が紹介されており、第1章からメインの展示になります。
所々で食器やテーブルなども展示されています。
巡回展
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感想
美術鑑賞の観点から見ると単純に上手い絵です。
元が実用書としての目的で描かれているので、正確性が重視された絵になります。
この野菜はこういう花が咲くのか、と言った植物園に行った時のような楽しみも、ボタニカル・アートの魅力ですね。
ただ、見慣れない植物が多かったです。
全部でなくても良いので、植物自体の説明も少し欲しかったかな。
ジョゼフ・ヤコブ・プレンク|キャベツ【落書】
No | 作家名 | 作品名 | 年 | 期間 | 備考 |
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23 | ジョゼフ・ヤコブ・リッター・フォン・プレンク | キャベツ | 1788〜1803 | – | ー |
全体像で見ると少し不気味に見えました。
第2章 イギリスで愛された果実
ウィリアム・フッカーによる「ポモナ・ロンディネンシス」です。
・ポモナ・ロンディネンシス
ロンドンの果実。
・ポモナ
ローマ神話の果実の女神。
リンゴが多かったのですが、今日本でよく目にするものとはやはり違いますね。
少し平べったい。
甘さはどれ位だったんだろうか。
今の日本の果物よりは甘くはないだろうが。
以上
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