岡山県にある岡山城のスケッチです。
2022年の大改修では耐震工事と内部の展示がリニューアルされています。
スケッチ
スケッチ内容
■基本情報
■考察
毬のオブジェや鯉のぼりを描くか迷ったのですが、せっかくだから描くことにしました。
結果的には描かない方が良かったですね。
当り前のことですが、描く対象が増えると難易度が上がります。
鯉のぼりはサイズ感を間違えているので、違和感を感じます。
毬は模様の色塗りに失敗しています。
細かい模様を描くことが難しかったです。
ただ、全体的に大雑把に描いているで、模様だけ綺麗に描いても微妙かもしれません。
天守の高さも良くなかったので、確認も兼ねて天守と鯉のぼりを修正するとこんな感じです。
うーん、岡山城は横にどっしりしている印象があるので、やっぱり元の絵は縦に長過ぎましたね。
中々上手くいかないな。
現地でのスケッチは下記です。
スケッチ環境
天守前の本段エリアはスペースがあるので、描く角度はある程度選べます。
夜間ライトアップの開催中で毬のオブジェが置かれているため、手前には行き辛いですが、ベンチが丁度いい場所にあったので、座りながら描けました。
場所
概要
別名は烏城、または金烏城で、現在の天守は1597年に宇喜多秀家が築城したものが元になっています。
残念ながら空襲で焼失しましたが、後に再建されて現在に至ります。
黒漆の壁に金箔瓦が良いアクセントになっています。
晴れた日は金箔が一際輝いて見えます。
河側から見ると、1階の壁が岸に沿ったような形になっています。
自然に合わせた形が良いですね。
夜にライトアップした時の様子です。
昼間とは全く別の雰囲気ですね。
岡山後楽園と合わせて春、夏、秋に開催されます。
・烏城灯源郷
・幻想庭園
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
1346 1369 | 上神高直が石山台に城を築く |
1521 1528 | 金光氏が居城としていた |
1570 | 宇喜多直家が金光宗高を滅ぼし石山城に入城 |
直家が病死し、秀家が後を継ぐ | |
1590 | 宇喜多秀家が岡山に本丸を移す 岡山城の築城が始まり、城下町を整備 |
1597 | 岡山城の天守が完成(公式の築城年) |
1600 | ・関ヶ原の戦いで敗戦し、宇喜多家は改易 (1606年に八丈島に流刑) ・小早川秀秋が岡山城主となる |
1602 | 小早川秀秋が急死 |
1603 | 池田忠継が岡山城主となる ※5歳だった為、兄の利隆が国政を代行 |
1613 | 忠継が入城 |
1615 | 忠継が死去 弟の忠雄が岡山城主となる |
1632 | 忠雄が死去 子の光仲が後を継ぐが、3歳の為、鳥取の池田光政と国替え |
1672 | 池田光政が隠居する。綱政が跡を継ぐ |
1714 | 池田綱政死去。継政が跡を継ぐ |
1746 | 岡山城天守を修理 |
1869 | 岡山城は兵部省管轄となり存城 |
1873 | 廃城令により一部取り壊し 1882年頃は天守、月見櫓、西之丸西手櫓、石山門が残る |
1931 | 天守が国宝に指定(旧国宝) |
1945 | 岡山大空襲で天守・石山門を焼失 |
1964 1966 | 天守を鉄筋コンクリートにて再建 |
2021 2022 | 令和の大改修 |
所在地
最寄り駅は岡山電軌東山線(路面電車)の「城下駅」です。
そこから徒歩で7分程です。
「岡山駅」だと徒歩で23分程です。
徒歩でも行けますが、路面電車がお勧めかな。
・「岡山駅前駅」⇒「城下駅」⇒岡山城
・「岡山駅前」⇒「表町入口」⇒岡山城
以上
コメント