【スケッチ】四天王寺(五重塔)

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大阪にある四天王寺してんのうじの五重塔のスケッチです。

聖徳太子が建立した大阪を代表するお寺です。

スケッチ

スケッチ内容

■基本情報

四天王寺(五重塔)
四天王寺(五重塔)
制作情報

[制作日]
2019年06月22日 スケッチ/彩色

[道具]
・筆ペン(顔料)
・顔彩
・和紙(はがきサイズ)


■考察

粗いスケッチです。

五重塔の形に違和感があります。

屋根の裏がこれだけ見える角度だと、柱や壁が垂直になるのはおかしいんですが、中々上手く描けません。

この問題点については下記で考察しています。


下図は画像を加工して左右を少し傾けた例です。

やっぱり、斜めの方がマシな気がします。

五重塔の形状確認
五重塔の形状確認

スケッチ環境

大きな寺院ですので、広いスペースはあります。

良い感じの構図で描こうと思うと、選択肢はそんなに無さそうです

場所

四天王寺(五重塔)
四天王寺(五重塔)

概要

和宗の総本山で、ご本尊は救世観音ぐぜかんのんです。

現在の五重塔は戦後に鉄筋コンクリートで再建されたものです。

様式は飛鳥建築を再現しているようです。

何度か焼失しており、8代目です。

・和宗

四天王寺は元々、特定の宗派に属さない八宗兼学の寺でした。
一時期は天台宗に属していましたが、1946年に天台宗から「和宗」として独立した。
名称の由来は聖徳太子の「十七条の憲法」の第一条「和をもって貴しとなす」からとっています。

・八宗兼学

八宗の教義を全て兼ね備えていること。
八宗の定義は下記です。
聖徳太子の時代は南都六宗もまだないので、宗派に限定せずに全ての宗派だったかもしれません。

一般学派上の定義
・天台宗
・真言宗
・日蓮宗
・曹洞宗
・臨済宗
・浄土宗
・浄土真宗
・時宗
・三論宗
・成実宗
・法相宗
・倶舎宗
・華厳宗
・律宗

・天台宗
・真言宗
*は南都六宗

■略歴

内容
593聖徳太子が建立
836・五重塔(初代)が落雷により破損
再建(2代目)
960・火災により全山が焼失
再建(3代目)
1576天王寺の戦いで織田軍の放火で焼失
1600豊臣秀頼により大和国額安寺かくあんじから五重塔(4代目)を移築
1614大阪冬の陣で焼失
1623徳川秀忠により五重塔(5代目)や伽藍が再建
1801落雷で五重塔、金堂などが全焼
1813五重塔(6代目)、伽藍が再建
1934室戸台風で五重塔が全壊
1940五重塔(7代目)が再建
1945大阪空襲で焼失
1946天台宗から独立して和宗わしゅうを創設
1963五重塔(8代目)などを再建

所在地

最寄り駅は「四天王寺前夕陽ヶ丘してんのうじまえゆうひがおか駅」です。

そこから徒歩で2分程です。

「天王寺駅」からでも徒歩で10分程です。

以上

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