2023年10月に読んだもの、または思い出した漫画の感想です。
主に完結しているものを中心に書きます。
No | 作品名 | 著者 | 出版社 | 巻数 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マッシュル-MASHLE- | 甲本一 | 集英社 | 全18巻 | B | 2020~2023年 週刊少年ジャンプ |
2 | ホイッスル! | 樋口大輔 | 集英社 | 全24巻(単行本) 全15巻(文庫) | A | 1998~2002年 週刊少年ジャンプ |
3 | サムライファイト | 樋口大輔 | 幻冬舎コミックス | 全1巻 | B | 2014年 コミックバーズ |
4 | ホイッスル!W | 樋口大輔 | 小学館 | 全5巻 | B | 2016~2021年 マンガワン 裏サンデー |
5 | 火色の文楽 | 北駒生 | コアミックス | 全3巻 | B | 2017~2018年 月刊コミックゼノン |
6 | ばらかもん | ヨシノサツキ | スクウェア・ エニックス | 全19巻 | B | 2008~2023年 ガンガンパワード ガンガンONLINE 月刊少年ガンガン |
マッシュル-MASHLE-
魔法使い世界を舞台にしたコメディ漫画です。
主人公は魔法を使えなくて、鍛えぬいた筋肉だけで戦います。
連載当時は「ブラッククローバー」も連載中でしたので、魔法の漫画で魔力が使えない筋肉押しの主人公でかぶってました。
(ブラクロのアスタは反魔法を使っていますが)
ざっくり言うと「ワンパンマン」の魔法ファンタジー版です。
コメディ部分は結構面白かったのですが、途中からバトル要素やシリアスの展開が増えていったのが個人的にはいまいちでした。
まぁ、よくある展開です。
更に残念なのはアニメ化が決まってから、話のテンポが悪くなりました。
最終章で主人公の復活待ち状態も長く感じました。
正直、アニメが始まった頃はいまいちでした。
まぁ、最後はボスを倒して綺麗に終ったと思います。
週刊ではなく、単行本で読めばテンポの悪さも気にならないかもしれません。
火色の文楽
文楽を描いた珍しい漫画です。
怪我でバレエをできなくなった主人公が文楽と出会います。
同世代の仲間が増え始め、面白くなりそうな気配はありましたが、3巻で終わりました。
個人的には少年漫画的に仲間やライバルを増やして勝負要素を増やす方が好きですが、そういう感じでは無かったです。
人間ドラマで見るならキャラが弱い印象でした。
掲載誌が違えば違ったかも。
女性誌の方が合っているかも。
ホイッスル!/サムライファイト/ホイッスル!W
ホイッスル!
週刊少年ジャンプで連載していたサッカー漫画です。
アニメ化もしたのですが、衛星放送だったこともあり、知名度は低めです。
王道のスポ根漫画ではありますが、必殺技とかは無く、ジャンプにしては地味めでした。
主人公は背が低く、まだあまり上手くないサッカー好きの中学生です。
純粋真っ直ぐな主人公が努力して、成長し、周りに認められていく定番のストーリーです。
個人的にはとても好きな漫画です。
サムライファイト
12年の時を経て、出版社を変えて続編や番外編が出るパターンです。
ホイッスル!(以下、本編)の主人公の子が主役の短編です。
時系列としては本編のキャラが日本代表になっている時代で、本編のキャラも何人か出るので、本編が好きなら必読です。
特に、描き下ろしの「居酒屋反省会」は主要キャラが勢揃いしてます。
6Pですが、見応えはありました。
まぁ、新キャラよりも本編のキャラをもっと見たいな、とは思った。
ホイッスル!W
ホイッスル!(以下、本編)に出てきた主人公のライバルの子が主人公です。
時系列としてはサムライファイトより少し後で、代表を引退してるキャラがいます。
本編のキャラはそんなに出てなくて、基本は新キャラの話です。
スポーツ漫画として読み易く、悪くは無かったですが、本編好きとしては物足りなかったです。
「ホイッスル」もいいですが、いっそのこと新作のサッカー漫画を見てみたいです。
女子サッカーの漫画とか描いてくれないかな。
ばらかもん
長崎県の五島列島を舞台にしたコメディ漫画です。
アニメ化や、ドラマ化もされた人気作です。
2018年で一旦連載は終わっていましたが、2023年に期間限定で復活し、追加で19巻が発刊されました。
書道家の主人公が島生活を始めて、島民や生活に馴染んでゆく話で、ゆるくてほのぼのした感じです。
たまに仕事や将来の真面目な話があったりします。
悪くは無かったですが、ハマる程では無かったです。
笑いのツボが少し違っていました。
以上
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