2023年8月に読んだもの、または思い出した漫画の感想です。
主に完結しているものを中心に書きます。
No | 作品名 | 著者 | 出版社 | 巻数 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ライスショルダー | なかいま強 | 講談社 | 全18巻 | A | 2007~2013年 モーニング |
2 | ALL OUT!! | 雨瀬シオリ | 講談社 | 全17巻 | A | 2012~2019年 月刊モーニングtwo |
3 | 青のフラッグ | KAITO | 集英社 | 全8巻 | A | 2017~2020年 少年ジャンプ+ |
ライスショルダー
女子ボクシングを描いたスポーツ漫画です。
なかいま強先生はスポーツ漫画を沢山描いているベテランの漫画家です。
主人公の秋野おこめは身長198cmで桁外れのパワーを持つ18歳の女の子です。
そのパワーで周りを圧倒する所が痛快でした。
途中からは相手も強くなっていき、戦いも白熱していくので、スポーツ漫画としても面白かったです。
何と言うか、わかりやすくて良いです。
体が大きくて女子のボクサーと言うと南海キャンディーズのしずちゃんが思い浮かびますね。
しずちゃんは182cmなので、おこめちゃんはさらに大きい!
ALL OUT!!
ラグビーを描いたスポーツ漫画です。
最初はアニメから入った漫画です。
熱いスポ根もので、面白かったのですが、当時は連載中だったということで、アニメは途中で終わってしまいました。
続編をやる気配も無さそうだったので、連載終了後に最初から読みました。
絵はクセがあるので、苦手の人もいると思います。
それを差し引いてもスポ根好きなら十分お勧めできる漫画でした。
青のフラッグ
クロス・マネジのKAITO先生の青春漫画です。
今回はスポーツ漫画ではありません。
(野球部は出てきますが)
ラブコメがメインですが、途中から思っていたのと違う展開があり、男と女について考えさせられる漫画でした。
人によってはそこを嫌だと感じる人もいるかもしれません。
時代的にも考えるべきことだとは思うので、学校の図書室にあっても良さそうです。
漫画自体はKAITO先生の世界観で笑いあり、切なさありの青春が描かれています。
登場人物の心理描写が良いです。
終盤に登場人物が男、女、恋愛観について討論するような展開があります。
描きたかったことだとは思いますが、漫画の流れとしては少し長かった気がします。
文字も多く、よく長文をスラスラ喋れるな、と思ってしまった。(そんなキャラでもなさそうなのに)
そして、最終回には賛否があるようです。
詳しくは読んで欲しいですが、自分は釈然としなかったので「否」になるかな。
好みや気持ちが変わるのはわかるし、自分の価値観が古いんだとも思うけど、感覚的にしっくりこなかったです。
色んな人がいるとは思っているので、そういう気持ちを否定するわけではないです。
漫画として終わり方がひっかかった、という漫画の面白さに対しての「否」です。
以上
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