2022年12月に読んだもの、または思い出した漫画の感想です。
主に完結しているものを中心に書きます。
No | 作品名 | 著者 | 出版社 | 巻数 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | BE BLUES!〜青になれ〜 | 田中モトユキ | 小学館 | 全49巻 | A | 2011~2022年 週刊少年サンデー |
2 | 魔人探偵脳噛ネウロ | 松井優征 | 集英社 | 全23巻 | A | 2005~2009年 週刊少年ジャンプ |
3 | 境界のRINNE | 高橋留美子 | 小学館 | 全40巻 | B | 2009~2017年 週刊少年サンデー |
4 | ちはやふる | 末次由紀 | 講談社 | 全50巻 | S | 2007~2022年 BE・LOVE |
BE BLUES!〜青になれ〜
週刊少年サンデーで連載された長編サッカー漫画です。
田中モトユキ先生は同誌でバレーボール、野球で長期連載の作品があり、スポーツ漫画に定評があります。
派手さは無いんですが、熱いスポーツ漫画です。
高校サッカーがメインになりますが、始まりは小学校編からになります。
そこから大怪我をして、復帰するまでが序盤の話になり、9巻からが高校編です。
序盤の大怪我が一番印象に残ってます。
そこから復帰して、上を目指していくのが良いです。
最後の試合での、桜庭や優人とコンビネーションは熱い展開でした。
ただ、不満があるとすれば最後にその後の話が少なかったことです。
番外編やコメントも無くて、あっさり終わってました。
長編作品だっただけに、余韻が欲しかったですね。
魔人探偵脳噛ネウロ
松井優征先生の推理漫画ですが、ブラックコメディ強めのファンタジーです。
絵が粗く独特なので第一印象は良くないです。
読んでみると意外と面白くて、徐々にハマっていきました。
松井先生はこの後の「暗殺教室」が大ヒットし、現在(2022年)連載中の「逃げ上手の若君」も人気があり、中々のヒットメーカーです。
ネウロもアニメ化してるので、漫画好きなら読んでおくべきです。
推理漫画ではありますが、推理自体は個人的にはオマケだと思っています。
相方である弥子へのドSないじり、そして、人間の異常者達がこの漫画の魅力です。
もちろん、ストーリーも面白いです。
中ボスの怪盗X、電人HAL、そして、最終ボスのシックスと、流れも良かったし、終わり方も良かったと思います。
たまに読み返したくなる漫画です。
アニメの第一話が下記で無料で見れるので、良かったらどうぞ。
名シーンの「ドーピングコンソメスープ」が見れます。
アニメは半年ほどなので、原作の一部だけです。
境界のRINNE
週刊少年サンデーで連載されていた学園コメディ漫画です。
るーみっくわーるど全開で間違いない作品です。
主人公のりんねが死神の仕事をしており、仕事をしながら同業者やライバルとドタバタを繰り広げます。
常にお金に困っているので、お金がらみのお約束が多くなってます。
「うる星やつら」、「らんま1/2」と似た系統なので、いずれかが好きであれば楽しめます。
たぶん、これは世代によって変わりますね。
自分はらんまを最初に読んだので、らんまが一番好きです。
らんまはバトル要素も強くて、たまにあるシリアスなストーリーものも好きでした。
りんねはヒロインの真宮桜のリアクションがかなり淡泊だったりして、全体的に大人しめに感じました。
ちはやふる
BE・LOVEで連載された青春スポ根もので、競技かるたを題材とした珍しい漫画です。
アニメや実写映画化にもなっており、幅広くお勧めできる作品です。
最初は小学生の頃に競技かるたと出会う所からスタートします。
その後は高校を舞台に変えて、部員集め、大会出場などスポーツ漫画の王道を突き進みます。
スポ根好きとしてはたまりません。
登場人物も沢山出てきますが、個性豊かでそれぞれの心情も丁寧に描かれています。
青春ものとしても、質の高い漫画だったと思います。
最後は予想外の展開もありましたが、終わり方も綺麗に終ってくれて良かったです。
番外編の後輩の代の話も面白かったし、主要キャラのその後の様子も見れて嬉しかったですね。
以上
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