【美術】北茨城市歴史民俗資料館・野口雨情記念館/野口雨情生家

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北茨城市歴史民俗資料館・野口雨情記念館/野口雨情生家
北茨城市歴史民俗資料館・野口雨情記念館/野口雨情生家

茨城県の北茨城市にある野口雨情のぐちうじょうと北茨城関連の施設です。
資料館と記念館は同建物です。
五浦いづら(大津町)の南側にある磯原町いそはらまちにあります。

概要

北茨城市歴史民俗資料館・野口雨情記念館
野口雨情生家(北茨城市観光協会)
展覧会期間
野口雨情記念館
 1階 第一展示室
北茨城市歴史民俗資料館
 1階 第二展示室
企画展「北茨城市の近代日本画」
 2階




2025/02/08 ~ 2025/06/01
野口雨情生家

せっかく五浦まで来たので、近くの文化施設に寄ることにしました。

野口雨情(1882-1945)は童謡の「しゃぼん玉」、「赤い靴」などの作詞で知られる詩人、童謡作家です。
生家は空いてるかどうかわからなかったのと、時間が微妙だったので外観のみ見ただけです。


しゃぼん玉
しゃぼん玉

敷地内にはしゃぼん玉像があり、近づくとセンサーが反応して野口雨情の代表作「しゃぼん玉」が流れ、像からしゃぼん玉がでてきます。


野口雨情の石碑
野口雨情の石碑

近くには石碑もありました。
「磯原節」は野口雨情、藤井清水ふじいきよみにより1926年に作られた民謡です。
二人は1923年(大正12年)に大阪で知り合ったそうです。

四のとき 咲きて
  変らぬ
    浪の華

 ながめ徒せぬ
   磯原の里

詠は烈公
 徳川宗敬とくがわむねよし先生書

 ※烈公=徳川斉昭

磯原節いそはらぶし
末の松並
  東は海よ
吹いてくれるな
    潮風よ
風に吹かれりゃ
 松の葉さへも
     オヤ
 こぼれ松葉に
 なって落ちる 

野口雨情
藤井清水 曲
   時雨音羽しぐれおとは

茨城百景磯原海岸

感想(野口雨情記念館)

野口雨情の童謡集/新作小唄/中山晋平・民謡

童謡集/新作小唄/中山晋平童謡・民謡
童謡集/新作小唄/中山晋平童謡・民謡
作家名作品名
装画:岡本帰一おかもときいち野口雨情最初の童謡集
「十五夜お月さん」
1920
野口雨情2冊目の童謡集
「青い眼の人形」
1924
野口雨情3冊目の童謡集
「蛍の燈台」
1926
装幀:下村為山しもむらいざん
扉絵:黒崎義介くろさきよしすけ
野口雨情最後の童謡集
「朝おき雀」
1943
装画:岡本帰一
作曲:中山晋平なかやましんぺい
新作小唄第13編
「船頭小唄」
1920
作曲:中山晋平中山晋平童謡小曲第3集
黄金むし
1923
作曲:中山晋平中山晋平民謡曲
波浮の港
1929

野口雨情の詩が収録された出版物です。

全国民謡かるた

全国民謡かるた
全国民謡かるた
作家名作品名
詩:野口雨情
画:川端龍子かわばたりゅうし
全国民謡かるた1929
(1978年復刻版)

野口が集めた全国の民謡の詩100首に日本画家の川端龍子が画を描いたものです。

野口雨情直筆の色紙絵

色紙絵
色紙絵
作家名作品名
野口雨情

猫がしゃぼん玉を吹いている?
可愛いからグッズに使えそう。

感想(北茨城市歴史民俗資料館)

古代から昭和にかけての資料が展示されています。

感想(北茨城市の近代日本画)

飛田周山|怒涛/鵜飼図/など

作品名備考
怒涛1944
鵜飼図
大峯の行者1940
問答
不明東日本大震災で破れた掛軸
不明太平洋戦争(1942年シンガポール占領)
秋渓暁靄図

飛田周山ひだしゅうざんは現在の磯原町出身の日本画家です。
岡倉天心の弟子であり、1903年に天心を五浦へ案内したのが周山でした。

野口勝一/西丸いさ子/山形皆空/佐藤暁関

野口勝一/西丸いさ子/山形皆空/佐藤暁関
野口勝一/西丸いさ子/山形皆空/佐藤暁関
作家名作品名備考
野口勝一のぐちかついち画法自在1898野口雨情の伯父
西丸いさ子(西丸小園さいまるしょうえん1887-1971
島崎藤村の姪
山形皆空やまがたかいくう山水画1865-1929
北茨城出身
佐藤暁関さとうぎょうかん羅浮仙之図らふせんのず1880-
北茨城出身

野口雨情、または北茨城にゆかりの人物の作品です。

西丸いさ子は島崎藤村の姪で、西丸哲三に嫁いでいます。
哲三が雨情の大叔父にあたります。
また、藤村の紹介で野口小蘋のぐちしょうひんに師事したそうです。
小蘋は関西では?と疑問に思いましたが、東北へも行ってるので、どこかで繋がりあったようですね。
ちなみに、小蘋と野口雨情は特に関係無さそう。

山形皆空、佐藤暁関は野口雨情と直接関係があったかは定かではありません。
情報があまりない。

野口家
北溟 ┬ ○○(長男) – ○○ – 雨情
   |
西丸家
   ├ 帯刀たてわき(次男) – 佐太郎 – 哲三 – 博子
   *西丸家に養子        *いさ子との子

島崎家
正樹 ┬ 園子
   ├ 秀雄 – いさ
   ├ 広助 – こま(次女)
   ├ 友弥
   ├ 春樹(藤村)鶏二けいじ(次男)
          ├ 蓊助おうすけ(三男)

※抜粋(兄弟姉妹の省略あり)
青下線:夫婦赤下線:関係があった藤村と姪

ここで言う事でもないが、島崎藤村は本当に酷い人です。
知らない人はネットで検索する価値ありです。

ちなみに、西丸いさ子の子(博子)も西丸静園と言う画号の日本画家です。
藤村の次男(鶏二)と三男(蓊助)も洋画家です。

鶏二は以前、京都の展覧会で見てたので、画家であることは知ってました。
三男も洋画家か、いつか作品見てみたいですね。

西丸静園「四季花図」
島崎鶏二(神奈川県立近代美術館)
島崎蓊助展(2010年)

五百城文哉|平潟港/墨閣周穀|山水画

五百城文哉/墨閣周穀
五百城文哉/墨閣周穀
作家名作品名備考
五百城文哉いおきぶんさい平潟港ひらがたこう
墨閣周穀山水画個人蔵

平潟は五浦の方にある港です。
五百城文哉は水戸生まれの洋画家で高橋由一たかはしゆいちに学びました。
見たことある名前だと思ったら、以前に「日光東照宮陽明門」を見てました。

墨閣周穀は調べても出てこなかった。
中国の画家かな?


以上

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