
茨城県水戸市にある美術館です。
偕楽園の西側にあります。
概要
展覧会 | 期間 |
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[特別展] 水戸徳川家名宝展-學び- | 2025/01/04 ~ 2025/12/07 |
水戸徳川家の所蔵品を保管、展示しています。
ここでしか見れない物が沢山あるので、歴史好きには良さそう。
特に水戸黄門が好きなら必見です。
入館料が結構高いので、何となくで気軽には行き辛い場所ではある。
公式サイトに「西山御殿」、「水戸徳川家墓所」の史跡も紹介されていましたが、場所が常陸太田市で全然違う場所でした。
施設 | 料金(団体は30名以上) | 場所 |
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徳川ミュージアム | 大人:2,500円(団体2,400円) 子供:1,100円(団体1,000円) | 水戸市見川 |
西山御殿 | 大人:1,500円(団体1,400円) 子供:900円(団体800円) | 常陸太田市新宿町 |
水戸徳川家墓所 | ー | 常陸太田市瑞龍町 |
- 第一展示室 大日本史、弘道館記、偕楽園記など
- 第二展示室 屏風絵など
- 第三展示室 黒地葵紋印籠、刀剣など
敷地は広々としていてカフェもあります。
人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」とコラボしていて「刀 燭台切光忠」、「太刀 八丁念仏」がいました。
感想
徳川斉昭|尊攘
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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徳川斉昭 | 尊攘 | 江戸 | 第1展示室 |
斉昭による書です。
弘道館にもありますが、あちらは斉昭の命により松延年が書いたものです。
平櫛田中|義公立像/福助
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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平櫛田中 | 義公立像 福助 | 1955 – | 第1展示室 |
明治から昭和にかけて活躍した彫刻家で、107歳で亡くなるまで現役で創作活動を続けていた凄い人。
有名な言葉を置いときます。
六十、七十は鼻たれ小僧、男ざかりは、
百から百から、わしもこれからこれから
大日本史 版木
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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ー | 大日本史 版木 | 1657-1906 | 第1展示室 |
当然の如く、大日本史はここにもあります。
徳川圀斉|蘭図
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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徳川圀斉 | 蘭図 | – | 第1展示室 |
水戸徳川家14代の(1912-1986)が描いた蘭の絵。
蘭の収集や栽培をしており、園芸家でもあります。
堀進二|中村彝君像
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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堀進二 | 中村彝君像 | – | 第1展示室 |
中村彝は茨城県出身の洋画家。
堀進二は東京出身で、二人は新宿中村屋(中村屋サロン)で交流があったようです。
新宿中村屋って食品のイメージしかなかったけど、文化的な交流な場になっていたとは知らなかった。
ビルの3階で美術館もやってる。今度行こうかな。
安井曾太郎|徳川圀順肖像
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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安井曾太郎 | 徳川圀順肖像 | 第1展示室 |
圀順は水戸徳川家13代。
貴族院議長を退陣した際に描かれたとのこと。
安井曾太郎はよく耳にする洋画家のビッグネーム。
梅ニ鸜鵒 柳ニ燕鷺図屏風
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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ー | 梅ニ鸜鵒 柳ニ燕鷺図屏風 | – | 第2展示室 |
作者不明の花鳥図屏風。
狩野常定|伝官人戦争図屏風
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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狩野常定 | 伝官人戦争図屏風 | – | 第2展示室 |
狩野常定、検索しても出てこない。
書き間違えたかも・・・。
黒地葵紋金蒔絵印籠
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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ー | 黒地葵紋金蒔絵印籠 | 江戸 | 第3展示室 |
水戸徳川家2代の光圀所用で、ドラマ「水戸黄門」の印籠のモデルにもなった。
刀 燭台切光忠/太刀 八丁念仏
作家名 | 作品名 | 年 | 備考 |
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光忠 宮入法廣 | 刀 燭台切光忠 刀 燭台切光忠 再現作 | 鎌倉 2018 | 第3展示室 |

備前の刀工。
元々は伊達政宗の所用で、人を燭台ごと斬ったことが由来だそうです。
再現作はメチャクチャ綺麗です。
オリジナルの方は関東大震災で焼けた為、刀身は黒く、溶けた金の「鎺」が付着しています。
以上
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