中野美術館で開催されている企画展の感想です。
蛙股池の畔にある美術館で、大和文華館の近くにあります。
学園前駅の周辺にある3館をはしごしてきました。
- 松柏美術館「松篁、松園を語る 松園、松篁を語る」
- 大和文華館「染織品と松浦屏風」
- 中野美術館「コレクションの精華」
概要
展覧会 | 期間 |
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[企画展] (春季展)コレクションの精華 -モダンアート、明治から平成まで- | 2023/03/11 ~ 2023/05/28 前期:03/28~04/16 後期:04/22~06/25 |
年に数回、所蔵品の展示をされていて、今回は春季の展示になります。
日本の洋画と日本画が中心です。
大きな美術館では無いですが、作家は有名どころが揃っているので、満足感はあります。
絵以外では佐藤忠良のブロンズ像「若い女・夏」、高村光雲の木彫「西王母」があります。
佐藤忠良はブロンズ像が有名ですが、実は絵本の「おおきなかぶ」の画も有名です。
彫刻家として佐藤忠良を認識してから、この絵本の画の人だと知ったので、吃驚しました。
リンク
巡回展
・なし
感想
洋画、日本画が色々見れて楽しめました。
長谷川潔の銅版画が印象的でした。
以下に印象に残ったものを書いていきます。
長谷川潔|二つのアネモネ【落書き】
No | 作家名 | 作品名 | 年 | 期間 | 備考 |
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ー | 長谷川潔 | 二つのアネモネ | 1934 | 前期 | アクアチント |
長谷川潔の作品は数点展示されていましたが、花が綺麗だったので、これを描いてみました。
どの作品も繊細で綺でした。
・アクアチント
表面を酸の腐食で凹ませて、中にインクを入れて紙に転写する技法。
竹内栖鳳|新荷朝露【落書き】
No | 作家名 | 作品名 | 年 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ー | 竹内栖鳳 | 新荷朝露 | 1939 | 前期 | ー |
掛け軸の下の方に蛙が浮いていたので、そこを描いてみました。
やっぱり、竹内栖鳳と言えば動物ですね。
ちなみに、「新荷」は蓮の葉のことです。
入江波光|渡海【落書き】
No | 作家名 | 作品名 | 年 | 期間 | 備考 |
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ー | 入江波光 | 渡海 | 1939 | 前期 | ー |
入江波光の戯画は初めて見ましたけど、面白いです。
他にもあれば見てみたいです。
以上
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