企画展「光る君の面影をもとめて」源氏物語ミュージアム／宇治茶資料室

京都の宇治にある源氏物語ミュージアムと宇治茶資料室に行ってきました。

大河ドラマの展示をやっていたので見に来ました。
三休庵・宇治茶資料室は平等院の参道にある上林三入かんばやしさんにゅう本店が公開している資料室で、たまたま見かけたので入りました。

「茶づな」と合わせての来館です。

概要

展覧会	期間
[特別展] 光る君の面影をもとめて	2024/10/02 ～ 2024/12/15
[常設展]	–

源氏物語に関連した展示をしている美術館です。
展示以外に色んな講座も行われています。

映像展示室ではオリジナル映像が見れます。
２種類を30分毎に上映しています。

アニメの方は主人公が源氏物語の世界に迷い込むわかりやすいストーリーです。
橋姫は仕事疲れもあり、途中で睡魔に襲われました。

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上林三入本店の２階で公開されている資料室です。
宇治茶の歴史や上林三入の資料が展示されています。
展示内容は公式サイトの「今月の展示企画」で概要がわかります。

巡回展／関連の展覧会

展覧会	期間	美術館	都道府県
光る君へ 宇治 大河ドラマ展	2024/03/11〜2025/01/13	お茶と宇治のまち歴史公園交流館 「茶づな」	京都
光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館	2024/01/29～2025/01/31	石山寺境内 明王院	滋賀
光る君へ 越前 大河ドラマ館	2024/02/23～2024/12/30	しきぶきぶんミュージアム	福井
大河ドラマ「光る君へ」展	2024/07/13～2025/03/24	リンク先参照　NHK	全国
大河ドラマ「光る君へ」展	2024/10/02～2024/11/25	京都アスニー	京都

感想（光る君の面影をもとめて）

作家名	作品名	年	備考
清水宣昭しみずのりあき	紫式部日記註釈	1834	ー
ー	源氏小鏡（紅葉賀）	1751	ー
北村季吟きたむらきぎん	湖月抄こげつしょう（相生、幻、表白）	1673	ー
作：柳亭種彦りゅうていたねひこ 画：歌川国貞	偐紫田舎源氏にせむらさきいなかげんじ	1829-1842	ー
ー	源氏物語図屏風	–	ー
ー	長恨歌図屏風	–	ー
ー	銅版画　百人一首　三十六歌仙	–	パネル展示
作：秋里籬島あきさとりとう 画：竹原春朝斎たけはらしゅんちょうさい	都名所図会 拾遺都名所図会 摂津名所図会	1780 1787 1796-1798	ー
作：秋里籬島・秦石田はたせきでん 画：蔀関月しとみかんげつ・西村中和にしむらちゅうわ	伊勢参宮名所図会	1797	ー
月岡耕漁つきおかこうぎょ	能楽図絵　融	1897-1899	ー
山本春正やまもとしゅんしょう	絵入源氏物語	1650-1660	ー
田山敬儀たやまゆきのり	百人一首図会　紫式部／大弐三位だいにのさんみ	1807	ー
ー	古今和歌集	–	ー

大弐三位は娘の賢子かたこのことです。
百人一首では57番が紫式部、58番が大弐三位となっており、見開きで並ぶ順になっています。

感想（常設展）

平安の間

入ってすぐに冠と扇が展示されています。
上には石山寺にある土佐光起とさみつおきの「紫式部画像」が展示されてます。

空蝉うつせみと軒端荻のきばのおぎを光源氏が垣間見る場面です。
後ろの屏風は道長が彰子に与えた屏風歌びょうぶうたに似てます。

「貝合せ」と「偏つぎ」です。
平安時代を代表する遊びで、大河ドラマでも出てきました。

七月から十二月に行われる行事を描いています。
旧暦の為、十二月に今の節分（二月）にあたる鬼を祓うはら　　行事をやっています。

架け橋

通路が綺麗な橋になっています。
六歌仙の一人である喜撰法師きせんほうしの歌が書かれています。
百人一首の８番目にも選ばれています。

わが庵は　都のたつみ　しかぞすむ
　　　　よを宇治山と　ひとはいふなり

宇治の間

ライトアップで紅葉か色鮮やかです。

薫が八の宮はちのみやの娘2人を垣間見る場面です。

物語の間

源氏物語のあらすじが紹介されています。

「源氏香げんじこう」という香りを当てる遊びも体験できます。
５種類の香から同じ香の組み合わせを当てます。
答えは受付の横にあります。
外れてました。

感想（宇治茶資料室）

お茶関連の資料なので、本当に興味のある人向けの内容です。
小さな部屋で無料なので、ついでがあれば覗いてみても良いと思います。

１階の店舗はお客さんで大賑わいでしたが、２階の資料室は誰もいませんでした。

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以上