【美術】粟田神社宝物殿／尊勝院

京都にある粟田神社で宝物殿が公開中でした。
京セラ美術館から見えた銀杏が気になり訪れましたが、銀杏は近くにある尊勝院の方でした。

概要

神社の宝物が展示されていて、時期により展示物が変わるようです。
イベントスペースとしても貸出しているようです。
休館している場合もあるので注意が必要です。

この時期になると粟田口の方に大きな銀杏の木が見えます。
京セラ美術館からも見た画像が下記です。
ここに尊勝院があります。
※細い路地を通るので少しわかりにくいです。

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紅葉が綺麗でした。

主祭神は素戔嗚尊すさのおのみこと、大己貴命おおなむちのみことです。
祭で使われる剣鉾は祇園祭の山鉾の原形と言われています。

作家名	作品名	年	備考
ー	皇大神宮由緒御唐櫃こうたいじんぐうゆいしょおんからびつ	1941	漆
行氏ゆきひら	大太刀　銘　行氏	–	刀

入ってすぐに唐櫃が置いています。
「久邇宮殿下」は年代的に久邇宮朝融王くにのみやあさあきらおう（1901-1959）かな。

大太刀の額は絵馬堂に掛けられていたそうです。

伊東陶山の陶器は粟田焼（粟田口焼）です。

神坂雪佳の絵は琳派らしさのある作品です。

作家名	作品名	年	備考
ー	剣鉾御神号「感神院新宮」粟田祭当家のお供え物琴高鉾見送神輿屋根擬宝珠	–	ー

剣鉾は大きくて迫力があります。
公式サイトで実際に使われている様子が見れます。

「粟田口」は刀工の一派としても知られています。
綺麗な刀でした。

銀杏が鮮やかです。
紅葉も綺麗でした。

天台宗のお寺で、ご本尊は元三大師がんざんだいし（良源りょうげん）です。

以上