福島県にある会津若松城のスケッチです。
会津~喜多方~大内宿へ旅行に行った時に描いたものです。
- 鶴ヶ城 (会津若松城)
- 会津さざえ堂
- 新宮熊野神社(長床)
スケッチ
スケッチ内容
■基本情報
■考察
珍しく鉛筆で下書きしました。
現地では鉛筆だけで描いて、家に帰ってからペン入れして色を塗っています。
練り消しで修正しながら描きましたが、やはり時間はかかりますね。
下描きをしたので、天守のバランスは悪くないです。
天守の石垣がごちゃっとしているのは気になります。
野面積みが難しい。
屋根の色は実際よりも赤味が強いですが、多少誇張しても面白いかなと思い、赤多めにしました。
スケッチ環境
城内は広いので、スペースは沢山あります。
人もそこそこ多いですが、まぁ、スケッチしづらいことは無い。
4月末でしたが、寒波のせいでかなり寒かったです。
言い訳みたいになりますが、途中で指が震えてきて、早めに切り上げました。
場所
概要
1593年に蒲生氏郷が築城した城です。
明治に解体されましたが、1965年に再建されたのが現在の天守です。
正式名は「若松城」で、同じ名前がある為、「会津若松城」とも言います。
「鶴ヶ城」は別名になります。
地名の「若松」も「鶴ヶ城」も、蒲生氏郷が名付けたものです。
それが今日まで残っていることが、蒲生氏郷の凄さを物語っています。
・若松
蒲生氏郷が幼い頃に過ごした近江の日野城の近くにあった「若松の森」が由来。
・鶴ヶ城
蒲生氏郷の幼名「鶴千代」、蒲生家の家紋「対い鶴」が由来。
ちなみに、赤瓦が特徴の一つではありますが、再建時は黒瓦でした。
2011年に幕末当時と同じ赤瓦に葺き替えられました。
・赤瓦
表面に釉薬をかけて高温で焼く、又は漆をかけている為、耐久性が高く、水分の浸透を防ぎ、凍み割れにくくなる。
天守に使われているのは鶴ヶ城のみです。
2009年の様子を記載した記事がありましたので、載せておきます。
黒瓦の頃を知らなかったので、ちょっと違和感がありますね。
■略歴
年 | 内容 |
---|---|
1384 | 葦名直盛が東黒川館を建てる |
15世紀 | 黒川城と城下町が成立 |
1592 | 蒲生氏郷が地名を「黒川」から「若松」に改める |
1593 | 蒲生氏郷が天守閣を建て、「鶴ヶ城」とする |
1611 | 会津地震により倒壊 |
1639 | 天守閣を再建 |
1868 | 戊辰戦争で新政府軍に城を明け渡す |
1874 | 天守閣を含めて破壊 |
1965 | 天守閣を再建 |
2011 | 黒瓦から赤瓦に葺き替え |
所在地
最寄り駅は「西若松駅」です。
そこから徒歩で25分程です。
「会津若松駅」からは徒歩で35分程です。
バスなら「鶴ヶ城西口」まで8分、さらに徒歩で6分程です。
以上
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