2022年11月に読んだもの、または思い出した漫画の感想です。
主に完結しているものを中心に書きます。
No | 作品名 | 著者 | 出版社 | 巻数 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | かっとび一斗 かっとび一斗 番外編PART1 | 門馬もとき | 集英社 | 全40巻 全1巻 | B | 1985~1998年 月刊少年ジャンプ |
2 | ジバクくん | 柴田亜美 | エンターブレイン | 全6巻 | B | 1998~2000年 ファミ通ブロス |
3 | LOVe | 石渡治 | 小学館 | 全30巻 | A | 1993~1999年 週刊少年サンデー |
かっとび一斗
月刊少年ジャンプで約14年連載されていたサッカー漫画です。
中学校時代の話になり、高校以降の話が「風飛び一斗」になります。
スポーツ漫画ですが、ギャグ要素が強いです。
純粋なスポーツ漫画ではないかもしれませんが、試合は真剣な部分もあるので、スポーツ漫画が好きなら読んでもいいかな。
主人公の一斗は小さいけど拳法の使い手で喧嘩がめっぽう強いです。
暴れん坊で下品で無茶苦茶で周りをかき回すタイプなので、嫌な時もちょくちょくあります。
「SLAM DUNK」の桜木も最初の頃はそういう所があったので、80年代~90年代前半の少年漫画の主人公によくあるタイプですかね。
試合前には相手選手と一悶着あるのがお約束のパターンです。
試合中もギャグ漫画のやり取りが多いです。
明らかにファウルなことも多いですが、そこは気してはいけません。
基本的に肩でのタックルはOK、ボールを相手にぶつけるのもOKです。
そんな無茶苦茶な主人公が大暴れするサッカー漫画ですが、最後の決勝戦でケガでボロボロになったチームメイトが一斗にボールをつないだ時が印象的でした。
「てめえらみ~んな 大バカ野郎だ
だけど てめえらだけに大バカやらせちゃあおかねえぞ」
何だかんだで信頼関係ができていることがわかって、グッときました。
ジバクくん
パプワくんで有名な柴田亜美先生のバトルファンタジーです。
ピンクの物体であるジバクくんを使って戦うのが特徴です。
ジバクくんとは小さい爆弾岩に手足がついたような生物で、投げると爆発します。
アニメ化もしたので、柴田先生の代表作の一つになりますね。
ギャグやキャラはいつもの柴田ワールドです。
珍しく、女性キャラがメインキャラとして登場しますが、オカマも脇役で登場します。
最後は怒涛の展開でしたが良い終わり方だったと思います。
ちなみに、この漫画の影の主役は雹です。
オカマではないけど、男好きのキャラです。(オカマはよく登場するけどこのタイプは珍しいかも)
傑作だったのは4巻で薔薇の鼻血シーン。
油断していてページをめくった瞬間ふいてしまった。
LOVe
週刊少年サンデーで連載されていたテニス漫画です。
必殺ショットとかも登場して、試合のシーンは迫力あります。
エピローグに若干の不満はあったものの、基本的にはお勧めできるスポーツ漫画です。
主人公である少女・高樹愛が、少年・鯨岡洋平と出会いテニスを始めるのですが、この少女は前作「B・B」の主人公である高樹の娘です。
同じ世界ですが、ストーリー的には知らなくても問題ありません。
自分はLOVEから入って、後からB・Bを読みました。
この漫画の見所として主人公が男子テニス部に入るということです。
目的は洋平との再戦ですが、正体を隠しながらの部活動にハラハラしたりもします。
熱血スポ根の部分もあるので、昔ながらのスポーツ漫画好きにも楽しめると思います。
それにしても、エピローグの瀬川や漣の話は無くていい部分もあったなぁ。
そこだけは今読み返しても引っ掛かってしまう。
以上
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