【漫画の感想】最近読んだもの(2024年1~2月)

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2024年1~2月に読んだもの、または思い出した漫画の感想です。
主に完結しているものを中心に書きます。

No作品名著者出版社巻数評価備考
1スプリガン作画:皆川亮二みながわりょうじ
原作:
たかしげ宙     ひろし
小学館全11巻
全8巻(文庫)
全8巻(保存版)
A1989年
 週刊少年サンデー
1992年~1996年
 週刊少年サンデー増刊
2KYŌ作画:皆川亮二
原作:たかしげ宙
小学館全1巻B1995年
 小学五年生

1995~1996年
 小学六年生
3あやかしトライアングル矢吹健太朗やぶき     集英社全16巻B2020~2022年
 週刊少年ジャンプ
2022~2024年
 少年ジャンプ+
2024/03/07時点

スプリガン【落書】

週刊少年サンデーで連載していた漫画で、超古代文明の遺産をテーマにしたSF系のバトル漫画です。

主人公は遺産を守る組織の工作員で、遺産を巡って色んな敵と戦います。
古代文明が好きならワクワクしそうな設定ですが、あくまでファンタジーですので、勉強になる、という程では無いかな。
細かいことは気にせず、バトルを楽しむ漫画です。

主人公の師匠でもあるおぼろ軽気功けいきこうを使って手の上に乗るシーンが印象に残っています。
己を”無”にする事で重さを消す、そういう気功だそうです。
「ダイの大冒険」に出てくるブロキーナ老師も枯れ木のような ぼでぃで戦っていたな。

ボーは暑苦しくて良いキャラだったなぁ。
うーん、全然似てない。

ボー・ブランシェ
ボー・ブランシェ
制作情報

[制作日]
2024年03月02日 ガラスペン

[道具]
・ガラスペン(松野工業)
・ガラスペン用インク(松野工業)
・画用紙(マルマン HS-S2)
※全て100円ショップのSeria(セリア)

【美術情報】パレンケの仮面、など

美術品題名B6判保存版
文庫版
パレンケの仮面
半ジャガー人の像
仮面伝説第1巻~第2巻第1巻~第2巻
ラーマの像帰らずの森篇第3巻 第2巻~第3巻
水晶の髑髏水晶の髑髏第4巻第3巻
聖杯
ヴァジュラ
聖杯第6巻第5巻
カーリー像忘却王国第7巻第5巻
聖櫃アーク聖櫃第9巻~第10巻第7巻
ロードス島の青銅巨人炎蛇再来第11巻第8巻

・パレンケの仮面
パレンケはマヤ文明の古代都市遺跡。
1952年に碑文の神殿で発見されたパカル王(603-683)の遺体が付けていた仮面。
※実在

2024年にパカル王の妻の仮面が古代メキシコ展で展示されていました。

・半ジャガー人の像(半人半ジャガー
オルメカ文明の遺跡から発掘された像。
※実在

・ラーマの像
ラーマはインドの叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公。
※ラーマをかたどった像はあるが漫画に登場するものは架空

・水晶の髑髏(クリスタル・スカル)
水晶で作られた髑髏。
世界に10数個あり、オーパーツとしても知られる。
漫画に出てくるものは大英博物館のブリティッシュ・スカル。
※漫画内では博物館のものはレプリカの設定

・聖杯
儀式で用いられる杯、最後の晩餐で使われた杯、聖杯伝説など、複数の意味がある。
※遺物の聖杯が実在するかは不明。真偽不明がある。

・ヴァジュラ(金剛杵)
仏教の法具。
ヴァジュラはインド神話のインドラが出す雷のこと。
※法具自体は実在するが、漫画内のものは架空

・カーリー像
カーリーはヒンズー教の神。
※カーリー像自体は実在するが、漫画内のものは架空

・聖櫃
十戒の石板が納められていた箱、聖人の遺体を納めた箱、など、特別は箱の総称として使われる。
※聖櫃と呼ばれるものは実在している

・ロードス島の青銅巨人(ロドス島の巨像)
紀元前3世紀頃に作られたとされる全長34メートルの太陽神ヘーリオス(コロッサス)の像。
※実在していたようだが、現存せず

KYŌ

警視庁の科学捜査課に所属する12歳でIQ250の保科恭ほしなきょうと、格闘技の達人である久我山鏡くがやまきょうの二人が事件を解決していく話です。
全1巻なので一気読みには良いですね。

「小学五年生」や「小学六年生」で連載していたのは意外でした。
主人公は小学生ですが、ストーリーは小学生向けでもなく、サスペンス系としてちゃんと楽しめます。

あやかしトライアングル

週刊少年ジャンプで連載していて、途中でアプリの少年ジャンプ+に移籍したハレンチラブコメ漫画です。

主人公が忍者で、妖怪と戦うバトル要素もありますが、基本的にはお色気メインの学園ラブコメです。
代表作の「To LOVEる -とらぶる-」と同じ系統です。
表現はTo LOVEるより控えめかな。

最終回には初連載作品である「邪馬台幻想記やまとげんそうき」のキャラが出てきました。
主人公とヒロインの前世の話だったということです。
直接話には関係なく、オマケのような感じでした。

矢吹先生のラブコメ以外の作品も読みたいので、未練があるなら「邪馬台幻想記」に再挑戦して欲しい。
連載時は物足りない印象だったので、腕の上がった今なた見違える作品になりそう。

再挑戦はともかく、次回作はシリアス系に期待したいが・・・まぁ、ハレンチ系だろうな。


以上

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