【美術】水戸の文化施設(水戸城/弘道館/偕楽園など)

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水戸
水戸

水戸市内を観光してきたので、まとめて書きます。

水戸城

二の丸には学校、三の丸には県庁や図書館が入っています。

下は二の丸の様子です。
綺麗に整備されていました。

左手に水戸第三高等学校、右手に見えるのが杉山門です。

二の丸
二の丸

大堀切/大空堀

二の丸にある大堀切にはJRの水郡線が通ってます。
結構、迫力があります。

三の丸の大空堀は草原のようになっています。
ちょうど緑が綺麗な季節です。

名称備考
柵町坂下門さくまちさかしたもん2015
薬医門やくいもん安土桃山時代
杉山門2015
大手門2020

現時点では大手門が水戸城の一番の見所かな。
横にあるミルフィーユ状の瓦塀が綺麗です。
門の横に小窓が付いており、当時の遺構も展示されています。

あと、薬医門は旧水戸城で唯一現存する建物なので、水戸城に来たら見ておきたい所です。
学校の敷地内にあるので、入るのに少し緊張しました。
門だけ見学可能ですので、他のエリアには近づいてはいけません。

二中見晴らし台

史跡ではありませんでした。
水戸城の北側、那珂川を見下ろせる場所にあります。
ベンチもあるので、静かに休憩できます。
遠くに見える高い建造物は日立のエレベーター試験塔「G1TOWER」(213.5m)です

水戸市立第二中学校のグラウンドに猫がいました。

同じ那珂川沿いにある水戸八幡宮には徳川斉昭公が休んだ展望台のような史跡があります。

水戸城 二の丸角櫓

構成
  • 第1部 水戸城とは
  • 第2部 復元整備のあゆみ

角櫓までの通路にベンチが何個もあるので休み放題です。(そんなに遠くないですが)
角櫓の周りにも何個かあります。

中には水戸城についての解説パネルと、復元について展示されています。
復元前の水戸城門扉(伝大手門門扉でんおおてもんもんぴ)が展示されています。

大手門を見た時、こんな大きかったっけと思いましたが、門扉なので横にある扉の方でした。

大手門門扉
大手門門扉

水戸城跡 二の丸展示館

展示館横には「大日本史編纂之地」「彰考館跡」の碑が建てられています。
大日本史の作成は江戸の駒込こまごめから始まり、小石川、水戸(三の丸)へ移りました。
小石川は水戸徳川家の屋敷があって、今も小石川後楽園で知られている場所です。

偕楽園には「大日本史完成之地」の碑があります。

構成
  • 常設展示コーナー
    水戸市の教育遺産群
  • 特別展示コーナー
    近世日本の教育資産群
作家名商品名備考
大日本史1657-1906
松平俊雄(雪江)常磐公園攬勝図誌ときわこうえんらんしょうずし 乾・坤1885
藤田東湖弘道館記述義1849

<大日本史>
中大兄皇子、中臣鎌足、蘇我入鹿の名前が見えます。
乙巳の変(大化の改新)の頃ですね。

大日本史は弘道館や茨城県立歴史館にもあります。

<常磐公園攬勝図誌>
再建前の好文亭です。
手摺が低くて怖そう。

弘道館にも展示されてました。

弘道館

弘道館

絵画系を中心に載せます。

家名作品名備考
松延年まつのべねん尊攘諸役会所
萩谷遷喬はぎのやせんきょう梅の襖絵正庁正席の間
徳川斉昭
養川院惟信(狩野惟信)
羽石光志
至善堂
葡萄の襖絵
徳川慶喜肖像画


昭和40年代
至善堂御座の間
徳川慶喜
登美宮吉
萩谷遷喬
雲高気静
富士の図
徳川斉昭肖像(武者/文官姿)


大番組詰所
佐藤延昌(佐藤松渓)
青門肖像(模写)
大日本史
1839
1657-1906
番頭詰所
徳川斉昭
徳川斉昭
亘䙴幽


本間救(本間棗軒)
松平俊雄(雪江)
斉昭考案の安神車(模写)
斉昭考案の潜水艦設計図
好文亭四季模様之図
安政二乙卯雑書
桜田門外の変(木版画)
内科秘録
常磐公園攬勝図誌 乾・坤


1851
1855

1864
1885
国老詰所(資料展示室)

<大日本史>
1枚目は平貞盛と藤原秀郷が平将門を討つ話と藤原道長の名が見えます。
2枚目は清原元輔、紀貫之、紀友則、凡河内躬恒、壬生忠岑と言った三十六歌仙の名があります。

<斉昭考案の安神車>
斉昭考案の安神車の図がありましたが、水戸東照宮で見れました。
ガラスが反射してよく見えなかったけど。

偕楽園

偕楽園

兼六園(金沢)、後楽園(岡山)と並ぶ日本三名園です。
広くて綺麗な庭園で、この日は天気も良く、緑が綺麗でした。

梅林が有名で梅の季節は沢山人が集まります。
4~5月は躑躅が綺麗です。

吐玉泉は木陰の中に真っ白な岩があって変わった風景でした。
現在は4代目です。
・初代(1842~1914)井筒型
・2代目(1914~1950)井筒型
・3代目(1950~1987)岩型
・4代目(1987~)岩型

茨城県立歴史館で2代目の古写真が見れます。

2代目、3代目は下記ブログで紹介されていました。

2代目
3代目

好文亭

3階(楽寿楼)からの眺めが抜群でした。
人も少なかったのでタイミングよく貸し切り状態の気分を味わいました。

復元時に描かれた襖絵が綺麗です。

作家名商品名備考
須田珙中梅の間
松の間
紅葉の間
萩の間
1955-1958
田中青坪菊の間
桃の間
竹の間
桜の間
梅の間入側
1955-1958

駅前のマンホールも好文亭でした。

マンホール
マンホール

その他

水戸黄門神社(義公祠堂)

水戸黄門神社(義公祠堂)
水戸黄門神社(義公祠堂)

黄門様を祀っている神社です。
生誕の地になります。

絵馬にはキャラクター化された黄門様一行が描かれています。
地元の美容師さんによるデザインとのことです。

横山大観生誕の地

横山大観生誕の地
横山大観生誕の地

住宅街の一角にありました。
夜行ったので暗いです。
不審者に間違われないように注意が必要です。


以上

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