岡山城の近くにある林原美術館の展示の感想です。
入口のなまこ壁の門が印象的ですが、内部は建築家の前川國男氏によるレンガを使用した美術館建築です。
概要
展覧会 | 期間 |
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[企画展] 戦記×刀 ―駆け抜けたサムライたちの夢の跡― | 2023/04/15~2023/06/18 |
刀や軍記物語、戦に関する書物が展示されています。
リンク
感想
林原美術館長屋門
No | 作家名 | 作品名 | 年 | 期間 | 備考 |
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ー | ー | 林原美術館長屋門 | 江戸末期 | ー | ー |
生坂藩(岡山藩支藩)の武家屋敷の長屋門を移築したもので、江戸末期の建築です。
存在感のある門です。
刀 長船景秀
No | 作家名 | 作品名 | 年 | 期間 | 備考 |
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9 | ー | 刀 無銘 伝景秀 金梨子地塗唐草に家紋蒔絵鞘糸巻太刀拵 | 鎌倉時代中期 | ー | ー |
梨子地が好きなので気になったのですが、所々の黒い金具の魚々子模様が綺麗でした。
・魚々子
鏨を打つことで、表面に細かい粒をまいたような状態にする技法。
梨子地と魚々子の例
短刀 赤松正則
No | 作家名 | 作品名 | 年 | 期間 | 備考 |
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38 | 赤松正則 | 短刀 銘 為神山駿河入道周賢 兵部少輔源朝臣政則作 延徳元年十一月六日 黒漆塗星蒔絵印籠刻鞘合口短刀拵 | 1489 | ー | ー |
赤松政則は大名でありながら刀工でもありました。
刀には八咫烏、鞘には北斗七星が描かれています。
・印籠刻
蛇腹のように印籠風の模様を刻んだもの。
印籠刻の例
・八咫烏
導きの神。神武天皇の道案内をしたとされる。
実際には動物のカラスではなく、賀茂建角身命と言われる人物。
・北斗七星
破邪、鎮護の力があると言われている。
道教の北辰(北極星)が神格化された紫微大帝と北斗七星が神格化された北斗神君が習合。
仏教では妙見菩薩として信仰される。
以上
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